内容説明
公園の小川に金がある!?
日常におこる事件のナゾを
科学の力でときあかせ!
自称パーフェクトな児童会長・彰吾のひみつは、
変人理科教師、キリン先生が、じつは父親であることだ。
彰吾が遭遇する、思いがけない事件のナゾをとけ!
科学×ミステリー! 人気シリーズ第5弾。
コスモスで花占いをする夢香はいつも<キライ>という結果になる。花びらの枚数が問題だと気付いた彰吾たち児童会メンバーが、夢香のために奮闘する。<コスモス花占い事件>
低学年の子どもたちが、公園で探していたきらきら輝く粒。それって、ほんとの金? 彰吾と体育委員長の翼が真相究明にのりだす。<公園ゴールドラッシュ事件>
学校で、すこし歪んだMのマークを書いたメモが発見される。そのマークは、校庭や要望ポストでも見つかった。その意味とは?<Mのひみつ事件>
彰吾の母が働くカルチャーセンターで金箔3枚がなくなってしまう。話を聞いたキリン先生の目が鋭く光った。 <三枚の金箔事件>
の4話を収録。
監修 高柳雄一(多摩六都科学館 館長)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
43
シリーズ第5弾。児童会長の彰吾、その父でちょっと変わった理科教師のキリン先生、そして児童会メンバーを中心に、身の回りの不思議な出来事を科学の力で解き明かしていく4編。/コスモスの花占いで何とか「スキ」で終わらせようとしたり、低学年の子たちの先生への思いを形にしようと知恵を絞ってサポートしたり、おまじないに込められた願いを叶えるお手伝いをしたり、彰吾の母の金箔が消えた謎を解いたりと今回も大忙し。花占いやおまじないって今どきの子もやるのかな。ちょっと懐かしい。こういう本から科学好きな子どもが増えたら嬉しいな。2025/09/17
Eri
9
シリーズ5作目。 子どもにもわかりやすく科学を絡めてくれるので読んでいて楽しい。 金が何に溶けるのか知らなかったから、ビックリ!ヨウ素にビタミンCを入れて透明になるのは理科研究でやったなあ。2025/10/29
ねこ
4
シリーズ5冊目! どんどんパワーアップしている。わたしが目から鱗だったのは、お月さんの見え方。朝見える半月は下弦の月でしたか。というか、上弦の月と下弦の月さえ、ちゃんと把握していなかった。上下じゃなく、左右の違いでしたか。子どもたちは小6でこれを学ぶのね。やっぱり科学って面白い。その面白さを教えてくれる本でした。最後には、キリン先生の暴走っぷりもあって、ああ満足。2025/10/10
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- 和書
- 青い森の国 〈下〉




