ハヤカワ文庫SF<br> カウント・ゼロ〔新版〕

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ハヤカワ文庫SF
カウント・ゼロ〔新版〕

  • ISBN:9784150124953

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内容説明

電脳空間のイメージが鮮烈に展開される、新版第二弾

新米ハッカーのボビイが没入中に邂逅した謎の少女の正体とは。『ニューロマンサー』を超越する圧倒的スケール、シリーズ第二作

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

塩崎ツトム

25
サイバースペースの向こうに神を見た。しかし、現代のAIは、果たしてシンギュラリティに達するのか。ある人々は真剣な眼差しで「AGIは来る!」というが、その眼の奥にある輝きは投機的期待か、あるいは単なる終末への絶望じみた渇望か。金が動き、巨大企業は市場や情報を支配するが、寡占の先、サイバーパンクのみた、ハッキングのユートピアへの期待はしぼんでいく。ITベンチャーは覇権を握った現代の財閥に、高値で自社を買ってくれることを期待し、その期待は金に化けた途端、ただの統計的数字へと希釈していく……。2025/11/18

とも

22
新版が出たので再読。スプロール3部作の2作目。傭兵ターナー、美術商マルリイ、新米カウボーイ ボビイと3人の視点、3つの物語が並行に語られる。 ニューロマンサーの直接の続編ではないが、関係する出来事はちらほら出てくる。中でも前作で解放されたAIはロア=ヴードゥーの神として振る舞い人間を操る存在になっている。 今回はターナーの章がよかった、責任感が強く最初から最後までクール、面白く読めた。ほか印象に残ったのは面倒見のいいサリイ、レーズのキップの良さなどなど。 ニューロより相当読みやすい、おすすめ。2025/10/27

けつねうろん

3
説明なく先行する事実と、かなり後になってから回収される伏線からなる文章は、時系列という言語構造の常識への反乱だ。全体的に感情を抑えたクールな文章になっている分、ターナーとルーディ、マルリィとアランの関係がウェットで切ない。それがボビィの子供っぽさを強調するが、最後はいい仕事をして「伯爵」の面目躍如といったところか。AIが軌道上に鎮座する感覚は神=宇宙という60年代SFを引きずっている感があるが、宇宙データセンターが現実味を帯びてきたことを考えると先見の明かも。しかし最終章はもう少し文章を読みたかったなあ。2025/12/21

yasu

2
ニューロマンサーのすぐに後に読んだので、少しは、読みやすい感じがしました。相変わらず、言葉の理解が大変で、ストーリーが入って来ない。理解すると楽しいですが大変です。モナリザも頑張って読ませていただきます。2025/12/28

ロックとSF、たまに文学

2
ようやく紙で読めた2025/11/09

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