ハヤカワ文庫SF<br> カウント・ゼロ〔新版〕

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ハヤカワ文庫SF
カウント・ゼロ〔新版〕

  • 著者名:ウィリアムギブスン【著】/黒丸尚【訳】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 早川書房(2025/10発売)
  • 光る紫陽花!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/7)
  • ポイント 525pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150124953

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内容説明

電脳空間のイメージが鮮烈に展開される、新版第二弾

新米ハッカーのボビイが没入中に邂逅した謎の少女の正体とは。『ニューロマンサー』を超越する圧倒的スケール、シリーズ第二作

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

塩崎ツトム

26
サイバースペースの向こうに神を見た。しかし、現代のAIは、果たしてシンギュラリティに達するのか。ある人々は真剣な眼差しで「AGIは来る!」というが、その眼の奥にある輝きは投機的期待か、あるいは単なる終末への絶望じみた渇望か。金が動き、巨大企業は市場や情報を支配するが、寡占の先、サイバーパンクのみた、ハッキングのユートピアへの期待はしぼんでいく。ITベンチャーは覇権を握った現代の財閥に、高値で自社を買ってくれることを期待し、その期待は金に化けた途端、ただの統計的数字へと希釈していく……。2025/11/18

とも

24
新版が出たので再読。スプロール3部作の2作目。傭兵ターナー、美術商マルリイ、新米カウボーイ ボビイと3人の視点、3つの物語が並行に語られる。 ニューロマンサーの直接の続編ではないが、関係する出来事はちらほら出てくる。中でも前作で解放されたAIはロア=ヴードゥーの神として振る舞い人間を操る存在になっている。 今回はターナーの章がよかった、責任感が強く最初から最後までクール、面白く読めた。ほか印象に残ったのは面倒見のいいサリイ、レーズのキップの良さなどなど。 ニューロより相当読みやすい、おすすめ。2025/10/27

あき

4
SF。ニューロマンサーは再読だっけど。これは初読。前作とはわりと別物。そしてよくんからん。3つの話が並行して語られるけど全体的に誰が何を何のためにしているのか分からずに手が進まない。時間をかけてしまったためさらにわからず。翻訳を見直してほしいな。2026/04/11

massn

4
十分に発達したネットワークは神と区別できない。2026/04/05

けつねうろん

4
説明なく先行する事実と、かなり後になってから回収される伏線からなる文章は、時系列という言語構造の常識への反乱だ。全体的に感情を抑えたクールな文章になっている分、ターナーとルーディ、マルリィとアランの関係がウェットで切ない。それがボビィの子供っぽさを強調するが、最後はいい仕事をして「伯爵」の面目躍如といったところか。AIが軌道上に鎮座する感覚は神=宇宙という60年代SFを引きずっている感があるが、宇宙データセンターが現実味を帯びてきたことを考えると先見の明かも。しかし最終章はもう少し文章を読みたかったなあ。2025/12/21

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