内容説明
時は平安。和歌を詠み、人の悩みを解決し癒やす力を持つ貴族の姫君・沙良に、怪しい気配が忍び寄る。沙良を守るためにと送り込まれたのは、陰陽師・安倍晴明の弟子、暁と名乗る鬼の青年だった!?
笛の名手とお調子者の若君、秘伝の香袋を作る姫君など、貴族たちを助けるうちに沙良と暁の絆はしだいに深まっていく。しかし人々に悪しき影響を与える鬼・鬼童丸が沙良の力を狙っていて――。
心優しい姫君と鬼の青年が京の事件とお悩みを解決する、平安ファンタジー!
◇◇主な登場人物◇◇
・沙良(さら)
貴族・小野家の姫君。和歌の女神の加護を受け、歌を詠むことで人を癒やす力を持つ。
・暁(あかつき)
大江山の鬼だが、人を殺めることができずに追い払われた。晴明に出会い、助けられる。
・安倍晴明(あべのせいめい)
京に名を馳せる陰陽師で暁の師匠。式神を操り、沙良と暁に助力してくれる頼もしい味方。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
20
時は平安。和歌を詠み、人の悩みを解決し癒やす力を持つ小野家の姫君・沙良を守るために、陰陽師・安倍晴明の弟子で鬼の青年・暁が送り込まれる平安ファンタジー。返歌を送る力を持てない姫君や笛の名手とお調子者の若君、秘伝の香袋を作る姫君など、一緒に貴族たちを助けるうちに次第に深まっていく沙良と暁の絆。和歌で人の心を癒す沙良の力には確かな存在感があって、鬼にも様々な存在がいる一方、立場ある人ですら誰かを呪う姿はなかなか印象的でしたね。彼女や暁を中心として描かれるストーリーがこれからどのようなものになるのか続巻に期待。2025/10/28
活字スキー
14
『からくさ図書館』シリーズでお馴染みの仲町さんの新作。タイトルや表紙では確信が持てなかったけれど、やっぱりはんなり優しいからくさユニバースは千年前でも健在だった。玉津島神社の衣通姫から加護を授かり、和歌に込められた想いの力で人を助ける沙良と、優しすぎるせいで大江山を追われ、安倍晴明に拾われて弟子になった暁の関係はとても微笑ましい。まずは新シリーズ開幕編としての舞台設定と人物紹介の要素が多めながら、いつもの仲町節でほっこり癒されながら京都行きたみをそそられまくった。2025/11/05
なお
8
晴明が若き日の頃のお話。ほんわかした中にも呪詛など物騒なことあり。これはシリーズ化していくのかな?2025/12/26
栗山いなり
8
不思議な力を持つ貴族の姫君と安倍晴明の弟子となった鬼が都で起こる事件を解決していく和風時代ファンタジー小説。ほんわかとした空気感で進んでいく物語だったからなんか癒された気分になってたしその物語の中での起伏が印象に残りやすい作品だった2025/11/29
さち
5
一気読みでした(*^^*) 2025/11/16




