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内容説明
「ちゃんとしなさい」(→ちゃんとできない私はダメだと思い込む)、「人に迷惑をかけないで」(→人に迷惑をかけたらどうしようといつも不安)、「ダメね」(→自分はダメな人間だと自信を持てない)……など。大人になった今、あなたが苦しんでいるのは、子どもの頃に言われた“言葉のトゲ”が心に刺さったままだからかもしれません。具体的な25の言葉を取り上げ、人生を困難にしてきたその言葉のトゲを抜く言葉を紹介。さらに、その後の人生のお守りとなる言葉を贈る。言葉で傷ついた心を言葉で癒やす心理エッセイ。絵本作家・秋田緑さんの挿絵も多数収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
もとむ
25
以前にこちらでも紹介した、僕の友人で心理カウンセラー、kokkoさんの最新作。心に刺さった言葉のトゲ…主には幼少期に親から言われた「あなたのためを思って」「ちゃんとしなさい」等々がその多くを占めていたけど、僕も言われたことあるなあ…。それを抜くための言葉が具体的に書かれているので、トラウマを抱えている方にはオススメです。そして「正論だけに捉われて、自分の中にあるエゴや優越感に気付かずに他者を傷付ける人、これを善魔と呼ぶ」。これには心から納得。いるよね〜そういう人…「正しい」よりも「楽しい」を選ぶこと!2025/10/13
福留文治
2
日常の会話や仕事で無意識に受けた心の傷を癒す方法を示す一冊。無神経な一言や親・上司の厳しい言葉、友人とのすれ違いなどに対し、どう心を整えるかを具体的に解説。特徴的なのは「相手を変えるのではなく、自分の心の持ち方を変える」という視点。心理学のエッセンスを平易にまとめている。専門的でありながら、しかしいっさい堅苦しさがなく、著者が優しく語り掛ける。さ25項目の「心をほぐすヒント」は今日から実践でき、読むたびに心の軽さを取り戻せる。読後には安心感が残り、前に進む力を与えてくれる「心の処置箱」のような良書。2025/10/01




