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内容説明
日本では女性の12人に1人が性犯罪の被害者になり、1年間で350人に1人が交通事故により死傷している。犯罪は、いつどこでも起こりうる。思いがけず犯罪に巻き込まれた時、被害者側に立って司法手続きやマスコミ対応などに尽力する弁護士が「犯罪被害者代理人」だ。犯罪、交通事故、連続殺人など、さまざまな事件の被害者を支援している弁護士の著者が、日本ではあまり知られていないその仕事について実例とともに紹介。被害者が直面する厳しい現実から、メディアの功罪、警察や司法の問題点にいたるまで解説する。誰もが当事者になりうる現代における必携の書!
目次
序章
第一章 被害者代理人の仕事
第二章 心の被害回復を目指して――性犯罪被害者の代理人として
第三章 損害賠償・経済的支援――お金を受け取るのは当然の権利
第四章 メディアの功罪
第五章 家庭の中の犯罪被害――ドメスティックバイオレンス(DV)
第六章 代理人としての「資格」――共感力・想像力・提案力
第七章 立ち遅れる被害者支援と課題
終章
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おさと
9
裁判について何も知らなかったんだな…と気づいた。被害者さんも裁判でしゃべる権利ができたのって最近なのね…被害者って守られていないよなって思っていたけど、そういうことだったのか、と納得。上谷先生みたいな弁護士さんが近くにいたら心強いだろうな。2025/12/30
てくてく
8
良い本でした。ある日いきなり犯罪被害者あるいは犯罪被害者遺族となり、そのこと自体が大変であるにもかかわらず、メディアからの取材攻撃を受けたり、刑事司法関係者から不適切な対応を受けたりすることがあるにもかかわらず、彼らを守る人や組織が充分に存在しない現状を描いており、学生たちにも勧めたいと思った。2025/11/02
さも
2
導入からはまだ日の浅い被害者参加制度だが、刑事裁判に血を通わせるという意味では、素晴らしいことだと思う。民事事件の弁論と異なり、公判においては公益の代表者たる検察官が当事者席に座ることはやむを得ないが、被害者には、やはり策の内側で参加する選択肢が与えられるべきである。著者の取組みがよく分かる良作。2025/11/23
じゅんたろう
1
犯罪被害者の弁護をする方がいるということを初めて知りました。読んでいくうちに、逆になぜ今までこういった制度がなかったのかが疑問に思えました。いつ誰が犯罪や事故に巻き込まれてもおかしくないということを、改めて考えさせられた1冊になりました。2025/12/16
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