内容説明
どうやって生まれるのか.誰に支えられるのか.いつ狂うのか.なぜ絶つのか.本当に聞いているか.誰かを愛しているか.そして見守られる? れる/られる,どちらかに落ちる,その時…….堅実なリサーチと冷静な筆致で信頼あつい著者が,人生の受動と能動が転換する境目を七つの動詞で綴る,連作短篇集的エッセイ.解説=齋藤亜矢
目次
はじめに
第1章 生む・生まれる
第2章 支える・支えられる
第3章 狂う・狂わされる
第4章 絶つ・絶たれる
第5章 聞く・聞かれる
第6章 愛する・愛される
終章 見守る・見守られる――二〇二五年の「れるられる」
岩波現代文庫版あとがき
解説 「れる/られる」の境目に……………齋藤亜矢
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Apple
27
境目について書かれた随筆。ある日突然、境界の一方から他方へ運命が転換するということは、誰にでも起こりうるのだと感じました。2026/06/01
水色系
16
いわた書店一万円選書で選んでもらって以降注目している著者の文庫新刊。生きる・死ぬ/支える・支えられる…そうした「境目」が人と人との関係を隔てることがある。しかし他方で、その「境目」にふれることが、物事を、また自分自身について深く考えるきっかけになることがある。なんと重要な視点であろうか。2025/10/24
いると
5
『青いバラ』で出会ってから名前を見かけるたびに手にとってしまうライターさんの、人の受動と能動、対となる言葉とその境界を書いた7本のエッセイ集。200ページもない本ですが中身はずっと厚い。人の話として、著者の話として、書かれた文章は気がつけば本を手に取った私達読者自身の話となっている。そして読む側から考える側に。とてもいい本だ。今読んで思うように何年か経って読み返してもそう思うだろう。友人や知人によかったら読んでみてと勧めたくなる本だった。2025/10/18
taguchiness
1
とても素晴らしいエッセイ。1章の「生む・生まれる」は出生前判定をめぐる生命倫理について考える章であったが、たまたま読む前日にNHKの朝の番組で、障害のある人の家族たちの特集を見たこともあってか、とても考えさせられた。子どもを抱きしめて「元気に生まれてきてくれてよかった」と思ってしまうその裏側に、自分も命を選別したり、誰かの人生を不幸と規定する態度が隠れていることに気づかされる。全部引き連れて悩んでいきたい2025/11/20
yuyuCh
0
能動と受動…、國分功一郎さんが中動態といったことでそれは揺らいだり新しいものの見方、感じ方が出てきているとも思うけど、それ以前に能動と受動が反転することその意味を考えたいな2026/01/04
-
- 電子書籍
- クラス最安値で売られた俺は、実は最強パ…
-
- 電子書籍
- 富豪令嬢 第1話 コミックブリーゼ
-
- 電子書籍
- 本能寺から始める信長との天下統一【分冊…
-
- 電子書籍
- なんでも横取りする妹が嫌い【電子単行本…
-
- 電子書籍
- ブラック人生SP(スペシャル) vol…




