平凡社新書<br> 「休むと迷惑」という呪縛 - 学校は休み方を教えない

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平凡社新書
「休むと迷惑」という呪縛 - 学校は休み方を教えない

  • 著者名:保坂亨
  • 価格 ¥1,089(本体¥990)
  • 平凡社(2025/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582860924

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内容説明

なぜ仕事は休みにくいのか? 学校教育のあり方を出発点に、理不尽を我慢することに慣れた社会を「休みやすく」する方法を考える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kana

23
「そりゃそうよね」的なことが書いてあるのかと軽く見積もってたら目から鱗の連続。「そういえばなぜこうだったんだ」と思う当たり前とか私の中の罪悪感の正体とか。確かに「そりゃそうよね」だけど、それに気付けないのはまさに呪いだったんだなと。それは幼き頃から当たり前に皆勤賞が存在し、大会や試験などの重要なイベントごとは代替日がなく出席が必須なことなど、社会的に評価されるためには「休まない」ことが重要だとばかり学び、持続的に働くには「休む」ことが大切でその仕組みがどうなっているかを学べないことに由来するときいて納得。2025/11/20

しんえい

6
高市総理が「馬車馬のように働いてまいります」と言ったことは記憶に新しい。たしかに我が国で暮らす人々は、休むことが下手なのかもしれない。自分はワーカーホリック気質かつ昭和のマッチョイズムを継承してしまっているゆとり世代なのだが、生徒や同僚に対して「休まれると迷惑」だとは思わない。今の30代以下の人間は、「休むのも自己責任」といった認識を持っているような気がする。「やるべきことをやっているのなら休むのは全く問題ない」というのが今の世の風潮ではないか。……また、自己責任論が蔓延していることに思い至ってしまった。2025/12/16

asajee

5
全くもって、その通り だと思う点が多数。 世の中や学校教育での もやもや がひとつにつながったものが多数。 日本社会の 当たり前 を見つめ直すことができる一冊。2026/01/05

トト

5
労働人口がより一層減少していく時代に、休みやすい環境を作るためにはどうすれば良いか、を自分で考えて仕組みを変える力を持つ学生→社会人を作ろうという話。理不尽なことに我慢して耐える教育をした結果、そういう大人たちと社会が出来て、過労状態が蔓延した。だから休もう。休みやすくするためには代替要員の確保が重要。どう考えても答えが出ない気がするのは、休めない教育を受けたせいなのか。教員不足、医師不足、警察不足、食品不足、お店不足、欲しい時にモノがなくても我慢する教育から始めてみてはどうかしら。そしたら休めるよ。2025/11/14

かー

3
学校教育から我慢や理不尽な事に耐えて、休むことを教えていない事への警鐘を鳴らした本だった。確かに、今までは皆勤賞が名誉あるものだという認識になっていた。その認識はコロナを機に変化したことは社会にとって良い影響となっただろう。その一方で、過重労働が後を絶たない背景には、休みがとりづらい環境があることも一つだ。その一方で、権利ばかり主張する人が増えている事もあり、そのバランスが難しい。努力と休養のバランスを整える事は永遠の課題だと思った。2025/12/13

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