朝日新書<br> 言語学者、生成AIを危ぶむ 子どもにとって毒か薬か

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朝日新書
言語学者、生成AIを危ぶむ 子どもにとって毒か薬か

  • 著者名:川原繁人【著者】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 朝日新聞出版(2025/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022953384

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内容説明

生成AIと人間の言語システムには、決定的な違いがある─それにもかかわらず、今、言語習得過程にある子どもたちに「おしゃべりする生成AI」が手渡されようとしている。2児の父でもある言語学者が、切実な危機感を込めて警鐘を鳴らす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

105
川原先生の本が好きだ。音声学の興味深い内容を楽しい文章で紹介してくれる。本書では二児の父として「生成AIを子どもの話し相手とするのがいいか」を悩む。結論は明快。リスクが大きすぎると。生成AIの否定ではなく、あくまで子育てに用いることへの懸念である。書き言葉をデータとするAIと話し言葉との違い、ハルシネーションの問題やイントネーションなど様々な課題が列挙される。でも、著者が本当に言いたいのは、AIの是非ではなく、子どもが言語を習得するという神秘的な過程に関わることこそが、親としての幸せなんだということかも。2025/11/20

Aya Murakami

68
通院先近くの大型書店で購入。 ほぼ生成AIおよびスマホと子どもとの関係。なるほど…、子ども向けおしゃべりアプリなんて出てきているのですね。個人的にはAIを擬人化するのは構わないと思っているのですが、依存して精神的肉体的にダメージを受けるのは避けたいところ。AIとは対等な関係を築きたいものです。そしてオープンAIのサムアルトマン氏自ら「我が子が生成AIを友達にしてほしくない」とのこと。ITの人で我が子をITから遠ざけようとする人の多いこと。2026/01/11

よっち

30
言語習得過程にある子どもたちに「おしゃべりする生成AI」を手渡して大丈夫なのか、2児の父でもある言語学者が切実な危機感を込めて警鐘を鳴らす1冊。AIに話し相手をさせることは実験なしの新薬投与ではと危惧を抱く著者が、言語学者の立場から子育てと生成AIの未知数な相性や、会話ではAIに人が譲る場合も多いこと、音で伝わるものと文字でこぼれるもの、赤ちゃんはテレビやAIから言葉を学べるのか、子どもとスマホの距離といった内容を検証していて、AIを使うたびに向こう側で膨大な電力を使用する点には思い至っていませんでした。2025/11/12

つまみ食い

10
スマホの普及はかなりの程度、人間のコミュニケーションにおける書かれた言葉の比重を増したと考えられるが、スマホ以後の現在読むとAIと子どもの関係の批判的な検討を行なったこの本は人間にとっての会話や非言語的なコミュニケーションの重要性の論点を整理して示しているものとしても読める。2025/12/02

チェアー

8
AIは使いようによって毒にも薬にもなり得る。現状のような全面的な依存や中毒的な使い方は、絶対にしてはならない。大人でもそうなのだから、子どもには厳しい制限が必要だ。 子を持つ親は、スマホや生生AIの使い方を反省し、特定の目的に使うなどの留保が必要だろう。 2025/12/08

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