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内容説明
病や天災、自然界の万象を司る魔女たちが集う祭「ワルプルギスの夜」。ところが、魔女たちの顔色は優れない。聞けば、増えすぎた人間たちのせいで、自然界のあちこちで魔女にも手に負えない異変が起きているという。見習い魔女のローズは、魔女修行の一環として汚れてしまった海の掃除に乗りだすが……。「病気の魔女と薬の魔女」シリーズで医学とファンタジーを融合させた著者が新たに紡ぐ、環境問題に立ち向かう魔女たちの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
10
人口増加、環境問題、温暖化…。自然を敬わず、我が物顔で活動する人間に警鐘を鳴らす物語。ペスト、コレラ、サーズ等の病気の魔女のほか、海の魔女や月もまた人知の及ばない存在として登場する。人間を懲らしめるためにウイルスや菌をまき散らすのだけど、それは復讐とは違うらしい。悪人だからと狙って病気にすることはできない。数千年を生きてきたという大きい魔女たちの言葉は説得力もある。ファンタジーでありながらウイルス学も学べるとあるが、ファンタジーとして楽しめた。魔女の思惑通り、読者はその気付きを行動に移せるかな。2026/01/24
kuragemaru
0
「ワルプルギスの夜」 に集う魔女たちは、増えすぎた人間たちの活動が原因で自然が破壊されることを愁えます。「本来なら、病や災害の力で人間を減らすところだが、それを待っていたら、この星の方が先にダメになってしまう」 小さい魔女ローズは、大きい魔女セイレーンに弟子入りして、ヘドロで汚れた海を綺麗にするために奮闘します。彼女の行動は多くの読者の共感を呼ぶでしょう。一方、同じく修行中の小さい魔女サーズは、 病で人間を減らすために力を尽くします。微妙に読者を選びそうなテーマで、今後の展開が気になりました。2026/04/08
必殺!パート仕事人
0
見た覚えがあると思ったら、コロナの時の岡田さんでしたか。専門の中に児童文学が入っているとは。留学時代から魔女の話は書いていたそうです。小さい魔女ローズが深海まで潜っていく様子、よだかの星みたいでした。2025/10/13
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