法律時報e-Book<br> 婚姻は、いかなる意味で、どこまで「契約」なのか:歴史・比較・展望---法律時報97巻3号(2025年)小特集

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婚姻は、いかなる意味で、どこまで「契約」なのか:歴史・比較・展望---法律時報97巻3号(2025年)小特集


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内容説明

*本書は、『法律時報』97巻3号(2025年3月号)の小特集記事を収録しています(連載など、ほかのコンテンツは含まれておりません)。家族の多様化が進行する中で、婚姻が「契約」となる意味と、その範囲を考える。婚姻を「契約」とすると、制約があることからその本質が問題となり、婚姻を「制度」としても、制度の柔軟化によって状況が流動化している。本企画では、中世教会法や西洋法などさまざまな時代や地域の歴史と比較の視座を踏まえて、婚姻の意味と、どこまで「契約」といえるのかを検討する。・企画趣旨……小谷眞男(お茶の水女子大学教授)・高橋一彦(元神戸市外国語大学准教授)・中世教会法における婚姻と契約……川島 翔(九州大学准教授)・婚姻の契約性をめぐる西洋とイスラムの位相――比較法及び国際私法の視点から……西谷祐子(京都大学教授)・近代における「契約としての婚姻」――法と社会との乖離の観点から……田巻帝子(新潟大学教授)・婚姻の契約化と婚姻廃止論――婚姻法と親子法の幸せな「離婚」は可能か……池田弘乃(山形大学教授)・婚姻と契約――基礎法からの示唆を得て……齊藤笑美子(ジェンダー法政策研究所パリ支部長)

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