サウジの憂鬱 - パレスチナとアメリカの狭間で

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サウジの憂鬱 - パレスチナとアメリカの狭間で

  • ISBN:9784766430493

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内容説明

揺れ動く「盟主」のジレンマから読めない中東情勢を読み解く。
イスラエル建国から4度の中東戦争、湾岸危機、9.11テロ、そして和平イニシアティブまで、サウジアラビアを軸に1940年代以降の歴史をたどり、中東問題の構造を明らかにする。

一貫した歴史的視座なくして、中東は読み解けない。
アラブの「盟主」サウジアラビアはしかし、イスラエルと欧米諸国に対して最も穏健な立場をとってきた。本書は、現地の公文書や地元メディアの報道など膨大な資料を駆使して、安全保障/経済的利益/アラブ意識/イスラームという4つの視点からサウジの外交政策を分析、歴史的に形成された中東問題の構造を解き明かす。

目次

プロローグ――アラブ・イスラームとアメリカの狭間で
第1章 読めない中東を読む――なぜサウジなのか?
第2章 イスラエル建国の衝撃――第一次中東戦争への道程
第3章 武器としての石油禁輸――第二次・第三次中東戦争とアラブの挫折
第4章 「石油による戦争」の成功と限界――第四次中東戦争とサウジの苦悩
第5章 中東和平のイニシアティブ――サウジは何を求めたか
エピローグ――歴史から読み解く、サウジ外交の構造
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

天茶

2
読みかけ52p2025/10/11

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