内容説明
21歳でのデビュー作『二十億光年の孤独』から72年、つねに第一線に立ちつづけ、2024年92歳で旅立った唯一無二の国民的詩人、谷川俊太郎。遺作となった対詩のほか、未収録の詩を厳選し、コロナ禍、家族のために書いた連作を加えた最後の最新詩集。90歳を超えてもなお新境地に挑み続けた詩人が辿りついた場所とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
52
谷川俊太郎さんの声が聴こえてきそうだ。穏やか印象を受ける詩が多いが、その分、広がりと奥行きを感じてしまうのは何故だろう?谷川俊太郎さんは、肉体としいては亡くなっているが、その魂は生き続けているように思う。やはり、そんな稀有な方だ。2026/02/24
とよぽん
44
これまで読んできた谷川俊太郎さんの、長きにわたる数々の詩の集大成であるかのような印象を受けた。タイトルも、この世の人生を達観して深い意味を感じる。稀有の言葉の芸術家に出会った幸運に、改めて感謝したい。2026/03/15
フム
20
図書館本。谷川さんの晩年の詩がとても好きだ。老いるということ、自分がこの世からいなくなるということをどう捉えるのか、先ゆく谷川さんが教えてくれる。 「老いていくカラダとともにココロも老いていくかと言えば、それがそうでもないんですね」 そうだろうなぁという気がする。そうやってだんだん幼い頃に戻っていくのかもしれない。 覚和歌子との対詩「いつかなじんだ靴を履いて」が素敵だった。2026/03/17
うー (ハクナ・マタタ)
19
どこか死を意識した空気感漂う詩集で私にはピンとこない難しい詩も多かった。(かどがあるから)はふうわりとした詩でとても好み。2026/01/16
雲國斎
11
谷川先生の最後の詩集になるのか?巻末の付録「詩というもの」が良かった。氏曰く「詩は書くことがなくても書ける。文章となるとそうはいかない。」~なるほどだな。2026/02/27




