浮世絵のみかた

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浮世絵のみかた

  • 著者名:フランク・ロイド・ライト【著】/上杉隼人【訳】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 作品社(2025/10発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 810pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784867931028

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内容説明

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〈世界的建築家〉は、
 日本の浮世絵と
 美意識に魅了された
〈世界的収集家〉だった。

近代建築の巨匠ライトが遺した、浮世絵にまつわる評論/エッセイを一冊にまとめる、本邦初の書籍! ライトが日本で収集し、アメリカに持ち帰った作品のカラー図版、96点を収録!

〈イリノイ州オークパークの設計室で歳月を過ごしながら、日本の浮世絵に魅了され、多くのことを学んだ。重要でないものは排除する、つまり芸術における単純化のプロセスに私は二十三歳のときから取り組んできたが、この確証を浮世絵に見出したのだ。浮世絵を発見してから、日本は世界でもっともロマンチックで芸術的な国であると思うようになった。日本の芸術は生き生きとした魅力にあふれ、大地に深く根差している。それはあの国の人々の生活や労働状況から生まれた固有の産物で、ヨーロッパの歴史上のどの文明よりも「現代的」だと思わせた。〉

〈葛飾北斎は日本の風景を通して日本人の日常の精神を解釈できるもっとも偉大な浮世絵師だ。歌川広重は自分が目にして愛した日本の風景の特質と日本人を、絵師として最大限忠実に、最大限シンプルに描写した。また根っからのユーモリストであったから、彼らとともに高らかに笑い声を上げた。北斎は「自然」を巧みに扱う偉大な芸術家で、広重は感じたままに自然を描き上げる素朴な詩人だった。広重も北斎も、世界に存在する同類文化よりも価値ある文化の貴重な担い手だった。ともに自分たちが愛し、理解したこの世における「消えゆく世界」を、日本人として記録した。単なる形の写実的な概念に囚われ、何の成果ももたらさないこの混乱の時代に、ただふたりが残したかすかな手掛りが、われわれに進むべき道を教えてくれるように思える。〉
――本書より

――目次――
第1章 浮世絵 ひとつの解釈
第2章 暫(しばらく)
第3章 未来の世代のために
第4章 一九〇六年シカゴ美術館「広重展」序文
第5章 日本古代誌
第6章 浮世絵を追い求めて
訳註

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ganesha

4
日本滞在時に多くの浮世絵を蒐集した建築家による論評とエッセイ。浮世絵が西洋に及ぼした影響や西洋芸術との比較、スポールディング兄弟や明治天皇の目利き執行広道との関わりなど、興味深く読了。2025/10/30

果てなき冒険たまこ

3
こないだのブックフェスティバルで買おうか迷って結局買わなかった本だけど図書館に入った(グッジョブ)明治期の浮世絵を収集してた人が書いた浮世絵論ってことでとても興味深い。西洋をそのまま受け入れてしまった日本と対象物として受け入れようとする西洋の文化の違いがよく分かる。それにしても掲載されている浮世絵が見たこともないくらい物凄く綺麗なんだけどこれはどこから掲載したんだろうね。各浮世絵の解説はなくライトさんがどこで買った誰に売った寄贈したばかりでなかなか面白い。2025/09/07

m

1
図書館の新刊で発見。建築家としてのフランク・ロイド・ライトは有名だが浮世絵のコレクターだったとは知らなかった。初めて日本に来たのも建築家としての仕事ではなく、浮世絵の購入が目的だったとか。名作たちが彼の蒐集のおかげで日本での天災や戦争の被害を免れたのはなんだか皮肉。絵は多いが解説はロイドがいくらで買った/売ったばかりなので退屈かも。大河「べらぼう」を観て喜多川歌麿や北尾重政に興味を持ったので色々読んでみよう。2026/01/09

tohoho

1
フランク・ロイド・ライトと言えば旧帝国ホテル日本館が思い浮ぶが、初来日の目的が浮世絵の蒐集であったようで、あの世界的建築家が浮世絵にどんな美を見つけたか。建築家らしい視点で浮世絵に構造の基本的真理を見いだし、貴重な浮世絵を遺してくれている。2025/12/17

kaz

1
凄いコレクション。こういうコレクションがあるからこそ、現代の日本人が多数の浮世絵を知ることができるというのも、興味深い。図書館の内容紹介は『20世紀を代表するアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトが遺した、浮世絵にまつわる評論とエッセイをまとめる。日本で収集し、アメリカに持ち帰った作品のカラー図版96点も収録』。 2025/12/07

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