内容説明
掟上今日子―-彼女の記憶は眠るたびにリセットされる。その特性をいかし、彼女は「忘却探偵」として活動していた。そんな今日子が営業活動と称し、ボディーガードの親切守を引き連れて旅にでる。目的地もとくに決めていないという。依頼があって動くわけではないこの旅、果たしてどんな事件が待ち受けているのか。シリーズ第11弾が待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
21
今日子さんがボディーガードの親切くんを引き連れて旅に出かける短編集。良い意味で軽く読めてしまうミステリで、楽しかったです。なんというか読んでいて思ったのは、ミステリというよりも落語のオチのような「そういうこと!」という感覚を楽しむ感じ。水上飛行機に乗りたすぎて親切くんと新婚夫婦を装う今日子さんがすごくかわいくてよかったです。巻末には『掟上今日子の五線譜』へと繋がる序曲を収録。一人称時点だと普通なのに、第三者から見た厄介くんの怪しさ満点の振る舞い、ヤバすぎ。『五線譜』も楽しみ……と思ったらまだ出てないらしい2025/11/02
毎日が日曜日
4
★★★2025/11/11
只今小説熟読中
2
色んな実験を見ている気分でしたが楽しめました。 それらを踏まえたラストで気になるまま終わったので続きを単行本で読もうか迷ってます。2025/10/27




