修羅場の王 - 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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修羅場の王 - 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

  • 著者名:大西康之
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ダイヤモンド社(2025/10発売)
  • 梅雨を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/14)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478115763

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内容説明

“経営の神様”稲盛和夫に「JAL再生は、実はこの人がやったんや」と言わしめた男、瀬戸英雄。法的整理の鬼と呼ばれた彼は、政・官・業・労のしがらみを断ち切ってわずか142日でJALを倒産させ、復活への道を拓いた。ゾンビ企業を生み続ける日本に異議を唱え、法と度胸を武器に戦う倒産プロフェッショナルの秘録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

32
2010年会社更生法適用で倒産したJALの短期間再生、てっきり会長就任の「経営の神様」稲森和夫氏の手腕と思いこんでいたのだがそれだけではなかったのだ。本書は氏が乗り込む前の段取り実務を差配した倒産弁護士(初めて聞く用語)瀬戸英雄氏らをドキュメント。私的整理を望むJAL経営陣、債権放棄に難色を示す金融機関、足並みの揃わない民主党政権、縦割りで省益優先の官僚、年金減額に抵抗のOB連、一便でも飛行機を決行させない段取りは如何に。様々な抵抗と困難な手続きを如何にクリアーするか、手に汗の秀逸作品。知らなかった!! 2025/12/30

ばんだねいっぺい

24
企業再生とは、会社のやり方を大胆かつ細々と変えることだが、そのスタートラインに立つためには、多くの関係者の承認が必要であり、そのため人的な保証や財政的な担保の確保通じて、信用創造をしなければならないと理解した。そして、そのために稲森さんという私心のないリーダーを戴いたことは、非常に大きい意味がある。2026/01/11

とりもり

7
JAL再生を巡るドキュメンタリー。起業が少ないのが日本の課題と言われて久しいが、倒産を悪(というよりはまるで犯罪)扱いする世間の風潮を改めない限り、絶対にその傾向は変わらないと思う。何の罪もない従業員に心ない言葉を浴びせかける世論の代弁者気取りの一般人や、正しい知識もないのにネタ取りだけのために飛ばし記事を乱発するマスゴミなど、正にその縮図を見せられた思いがした。象徴としての稲盛さんに注目が集まりがちな再生劇を支えた様々な人たちを活写したという意味で、とても貴重な一冊かと。オススメ。★★★★★2026/04/02

TK39

6
JALの会社更生法適用のルポルタージュ。政治利権化、国策企業であることの甘えなどを断ち切るための法的整理をいかに成し遂げたか。しかし、サンパウロ便廃止により日本とのへその緒が切れたと言う日系人の言葉はつらい。 2025/11/18

K.C.

5
「倒産モノ」は基本外れなく面白いのは事実。JALは社内外にステークホルダーが多すぎるのが複雑で読み応えはある。あとがきで、稲盛氏の本を書いた筆者に、本書の主人公をクローズアップした本を書けと言われたような、というのは示唆的。なんでもそうであるが、実務の積み重ねの上に成果がある。事情もわからずいっちょ噛みしてドヤ顔する人たちは、こういう現場にいらない。実務家としての経験も踏まえると。2026/01/06

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