- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
安倍晴明の陰陽道や徳川家康の風水戦略――
「道教」を抜きにして、日本の歴史は語れない。
本書は、現代道教界の最高権威に公認され、
日本人で唯一の道士として20年以上にわたり修行と実践を重ねてきた著者が、
その教えの核心である「趨吉避凶」(凶を避けて吉を得る)の
叡智を詳しく解説したものである。
知られざる道士の日々の暮らしや修行の様子、神や鬼との深い関わりなど、
実生活に根ざした道教の姿が、具体的かつ興味深く描かれている。
日本人が古くから大切にしてきた「人として宇宙の法則に逆らわずに
調和する道教的生き方」をあらためて思い起こす一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tokumei17794691
1
本書は、道教の神々解説ではなく「道教的生活の実践」に重きを置いたのが特徴。しかし、日本人唯一の現役道士の著作でありながら、内容は台湾の事例が圧倒的で、日本における実践方法や文化との具体的な関わりについての記述が極めて薄い。そのため、日本人読者が「無理なく、日本で」道教的生活を送るための指針としては機能していない点が残念である。戦前の家族関係を過度な理想化する論調や、「道教至上主義」的な印象が強く、現代日本社会の価値観との乖離も散見される。日本人読者の期待に応える視点に欠ける、期待外れの構成である。2025/10/06
-
- 電子書籍
- まほまね【電子単行本】3巻 comip…




