内容説明
1965年、東京五輪が世界中を興奮と歓喜の渦に巻き込む裏では、“クリーンな日本”をアピールするため、徹底的な風紀の取り締まり(浮浪者や、特に娼婦)の排除が行われていた。
そんな折、ある事件が起こる。戸籍上は男性である“女性たち”(ブルーボーイ〈男娼〉)を売春禁止法では取り締まれないので、対抗策として性転換手術を行う医師を見せしめに逮捕したのだ。
裁判では性転換手術の是非が問われ、証人として出廷した“彼女たち”は世間から奇異の目で見られた。
やがてこの裁判は「ある女性の幸せ」を裁く前代未聞の展開を見せる。
実話を基にした映画の小説版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えむむ
10
引き込まれた。少し前の時代の話なのに、色んなことがあったんだなあ。50年も経つと価値観全然変わる。2025/12/16
uran
5
60年ほど前のお話。今はだいぶん理解が進んだだろうか?2025/12/08
iroiro
4
確かNHKだったか、この映画が紹介されていた。本屋で見つけて購入。帰りの電車で一気に読んだ。こんな裁判が60年も前にあったんだとびっくりした。確かに私が子どもだった頃、おとなしい男の子をよくからかっていた。トランスジェンダーなどという言葉がなかった頃の話だ。私も偏見を持っていたし、自分には関係ない話だと思っていた。自分は自分、幸せのかたちは自分が決める、そんな当たり前の事が当たり前な世の中にしていかなければ…と思いつつ、私は何ができるのかとも思う。世の中は、ずいぶん変わったけれど…2025/11/02
ふるってぃ
3
映画化されるということで原作本を探していたところ、ノベライズを見つけたので購入。 今以上にトランスジェンダーの方に対する差別が多くて、読んでいて辛くなりました。 2025/11/08
あいじ
2
「わたしはわたし」差別や偏見のない世の中になってほしいです。2025/12/14
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