河出文庫<br> 0 ZERO

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河出文庫
0 ZERO

  • 著者名:堂場瞬一【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 河出書房新社(2025/10発売)
  • 梅雨を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/14)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309422176

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内容説明

「すごい原稿がある」――ベストセラー作家が死の間際に残した一言より始まった原稿捜索。しかしそれは、出版業界を揺るがしかねないパンドラの箱だった……「創作」の倫理をも問う問題作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

96
堂場さんの警察モノや最近では新聞記者が主人公のものは結構読んできたのですがこれは主人公が堂場さんのような作家で、その主人公の師である同じ作家であった人物が亡くなり、その師が残した言葉「すごい原稿がある」に周りの人々が踊らされます。その原稿をどうにか手に入れようと主人公や編集者たちが様々な人や場所に出向きます。警察いものではないけれど一種のミステリーあるいはサスペンスのような感じで一気に読まされました。2026/03/27

Nazolove

14
こういった、本を書く人が本について書く、というのは久しぶり。 ただ今回はミステリ本的な内容。 淡々としているうちに消えた作家が残した原稿が実は真実、という怖い話でもある内容だった。 もし本を書いて世の中を一世風靡したい、という人たちはこの本を読んで考えてみてもいいのではないかな、と思った。 警察系ばかりではなくこういった内容もまた面白い本ではないかな、と思った。2026/02/23

APIRU

10
孤高のベストセラー作家が遺したとされる原稿。弟子筋にあたる男性作家が編集者とともにその幻の原稿を追い求めていくというストーリーであり、非常に読み応えのある一篇だったと思います。全編をとおして歴代の編集者、母校の教師、文芸会のメンバーなど関係者に話を聞いていくだけで、それほど大仰な展開があるわけではないのですが、それでも先へと先へと読ませる展開と構成には詠嘆を覚えます。そして真相に近づくに従い脳裡に迫って来る懊悩と逡巡と悔恨と怨嗟。すべてを知ってしまった後どうすることが倫なのか、そんな疑問が頭をもたげます。2026/03/14

すみっちょ

7
先輩作家の功績を辿っていくはずが、徒労という言葉がぴったりくるくらい虚しく救いようのない結果に…それなりに長く生きてきた人の過去なんて暴かない方がいいことも多いんだなと思いました。とはいえ、岩佐と付き合いのあった古谷にとってはやり切れない結末でも、美知はそこまででもなさそうかも。作家は、兼業か、他の仕事を経験してから作家になったほうが作品に深みが出ると思います。堂場さんのように。この本は普通の読者はもちろん、作家だけでなく編集者を目指す人が読んでもとても面白いんじゃないかなと思いました。2026/02/11

ICHI (atomic)

6
初作家 『すごい原稿がある』 ベストセラー作家が死の間際に残した一言により始まった原稿捜索。しかしそれは… 作中の小説も書かれてるので、二重に小説を読んだ😊ネタバレしそうで感想が難しいな。想像の範囲ではあったけど、一連の流れは興味をそそるもので読みやすい。2026/02/16

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