給食無償化――子どもの食格差とセーフティーネットの構築

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給食無償化――子どもの食格差とセーフティーネットの構築

  • 著者名:鳫咲子【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 明石書店(2025/10発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784750359199

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内容説明

子どもの食のセーフティーネットである学校給食の無償化が進みつつあるが、すべての子どもたちへの提供にむけ、現状分析と今後への提言を行う。

子どもの貧困対策、食習慣と健康の保障のため喫緊の課題に対して豊富なデータをもとに説く必読書。

目次

図表一覧
はじめに
第1章 コロナ禍で進んだ給食無償化
1 学校の臨時休業時の昼食提供
2 就学援助制度の活用
3 コロナ禍の就学援助制度の課題
4 コロナ禍の給食無償化
第2章 子どもの間の格差の現状
1 食事の状況と学校給食の意義
2 給食費未納と公共料金の未払い
3 自治体間格差が大きい就学援助制度
4 支援の利用状況と利用しない理由
第3章 子どもの貧困対策と食支援
1 子どもの貧困対策の経緯
2 子どもの貧困対策法
3 食生活への支援
4 子どもの貧困と給食無償化
第4章 歴史から考える学校給食の意義
1 学校給食の歴史的経緯
2 学校給食法の制定と就学援助制度の発足
第5章 就学援助制度の限界―求められる普遍化
1 就学援助に関する法・条例
2 就学援助と生活保護の関係
3 子どもの貧困対策と就学援助
4 財源と就学援助率の動向
5 申請を阻む周知の壁
6 不足する就学援助額
7 大規模災害時における就学援助
第6章 韓国の無償化から考える給食の意義―給食・食育と環境政策、農業政策の連携
1 選別的福祉から普遍的福祉へ
2 韓国における給食無償化の現状
第7章 物価高騰と学校給食
1 民間委託等合理化施策の経緯
2 合理化の現状と課題
3 物価高騰への対応
4 なぜ給食費の値上げは難しいか
第8章 自治体で広がる給食無償化
1 就学援助の改善策としての給食無償化
2 無償化の課題―財源問題
3 無償化された自治体では
第9章 無償化と中学校給食
1 中学校給食の現状と意義
2 デリバリー給食実施前の状況
3 学校給食の実施方式と費用
4 ランチボックス型デリバリー選択制給食の課題
第10章 広がるアウトリーチ型食支援
1 「子ども食堂」と「子ども宅食」
2 なぜアウトリーチが必要か
3 支援が届かない要因
4 食支援をきっかけに
5 「居場所カフェ」と朝食提供事業
第11章 少子化と学校給食の可能性
1 高校生への給食
2 夏休みの学童保育室への給食提供―埼玉県越谷市の例
おわりに
1 公に対する信頼
2 地域における食のセーフティーネット
3 データの収集と公開
参考文献
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

くまきち

2
韓国での学校給食完全無償化事例をはじめ、全国各地での取り組み、子ども食堂等アウトリーチ型支援の事例を知ることができて面白かった。事例だけでなく統計データも示されていた。 また、格差是正の壁となる行政への不信感や自己責任論についての言及も興味深く思った。頑張った人が報われる世の中であった方がいいのはもちろんだが、『子どもは教育者や保護者だけでなく国全体で育てている』という意識が持てるといいな、などと思った。2025/06/20

Go Extreme

2
貧困児童を対象に無償で 子育て家庭にとって重い負担 単独校方式 共同調理場方式 ランチボックス型のデリバリー選択制給食 就学援助制度 要保護者 準要保護者 申請主義 周知が不十分 スティグマ 市町村によって運営 大きな格差が存在 必要な子どもに届かないという限界 食のセーフティーネット 対象者を限定しない普遍的な子育て支援 財源確保 子どものための財政支出の優先順位 アウトリーチ 子ども宅食 親環境無償給食 全ての国民に無償の基礎教育を受ける権利 データの収集と公開 地域における食のセーフティーネット2025/05/07

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