ベリーズファンタジー 空気みたいだとあなたが仰ったので。～地味令嬢は我慢をやめることにした～【電子限定SS付き】

著者名：ミズメ/羽公

スターツ出版（2025/10発売）

• ISBN：9784813795117

内容説明

「僕より目立つことは許さない」――婚約者が望む通り、空気のようにつつましく生きてきた伯爵令嬢・リリアナは、ある日婚約者の浮気を目撃してしまう。我慢の限界を迎えたリリアナは婚約破棄を決行し、晴れて自由の身となったが、とある出来事をきっかけに王国に魔法の才を見いだされ!?　第二王子の元に仕えることになったリリアナは、特別な力を惜しみなく発揮し、新しい居場所をみつけ輝いていく。一方、落ちぶれた日々を送る元婚約者はリリアナの偉大さに気づき復縁を迫るけれど・・・。空気のような地味令嬢が幸せを掴む爽快ファンタジー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

親同士が決めた婚約、我慢していましたが流石に浮気現場に遭遇したら・・・。親だって大事な娘ですもの即婚約破棄。そして相手の親は息子を廃嫡。それからが面白い。仕事をすることにしました。その斡旋者は第三王子。王子様3人は全て母親違い。誰が王になるか・・気配を消すことのできるリリアナがいつも暗殺されかかる第二王子を守ることに。ところが前の浮気婚約者がなんとしてもリリアナに戻って欲しいと。女だって一旦自由を覚えたらそんな男相手にしませんよねぇ。スカッとする内容なんですが第三王子のお母さんが・・なんとも残念なんです

2025/12/11

[イカまりこ]

KU 存在感の薄い令嬢という言い掛かりで婚約破棄されるヒロイン。だけど本当に空気のように他人には見えなくなる能力を持ってた。その能力をいかして王子の護衛に抜擢されるって展開。能力のこと、守る対象の王子は誰かってことなど楽しい要素はあった。でも途中が中弛みしたような。陰謀の黒幕は読んでたら読者にも、もちろん登場人物たちにもわかるのに、ぐだぐだ引っ張るパートが長かった。あっちこっちに疑いの目を向けるようにしなくてもよかったと思う。陰謀の重さと展開の軽さにギャップを感じた。

2025/12/27

[みぃすけ]

さわやかで軽く読めるお話。

2025/12/27