内容説明
大学院生の島永祐介は、意中の女性である彩夏を大型フェリー“ステラ・ブルー”で開催されるパーティに誘い出した。しかし、待てども待てども彩夏はやってこない。出航時刻となり、傷心のまま一人で船に乗り込んだ祐介だったが、様子がおかしいことに気づく。誰一人として見つからないクルー、頭部が膨れ上がった乗客の死体、船に巣くう謎の怪物。乗客は、「カロン」を名乗る人物によって意図的に招待されたことがわかり…。
阿泉来堂が贈る、惨劇が連鎖するパニックホラー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ポチ
35
この船はなんなんだ!幽霊船なんて生易しいもんじゃない!恐怖と絶望が大好物の化け物だらけじゃないか!最後まで続く悍ましさにお腹いっぱい。2025/10/16
備忘録
25
紙本にて 断章なる呪物的なものの力に支配された船に乗り合わせた客たちの物語 ヒロインポジと思われた女性の変貌っぷりが何よりも印象深い そして最後に明かされる主人公の抱える闇とまさかの結末 最後の最後までどんでん返しが続いていき目が離せない2025/10/04
ettyan えっちゃん
8
幽霊船、呪われた断章、血まみれの乗客、豪華客船、パニックホラーこれだけで、読んでみたい!となるはず。しかも、次から次へと展開が目まぐるしい。少し登場人物が多く、整理する暇もなく次から次へと話が展開するので、もう少しじっくりと書き込んでほしかった気もするが、まあ、B級感がたまらないw2025/10/09
📖®書店員🍵
3
想いを寄せている女性と豪華客船デート♡と思いきや 皮膚が剥がれてボロボロの変死体と、一部の層に刺さりそうな異形たちとの豪華(?)客船でのパニックホラー。 阿泉先生の作品では多分海洋ホラーって初めてかな?読み逃していたら申し訳ないけど……。 そんな海洋ホラーでもいつも通りの気持ち悪く怖く驚きの連続。度々度肝を抜かれるというか本当に「えぇええ!?!?」と声を出してしまうくらいの衝撃がしっかりありました。 それが読みたくて先生の本を読んでいるので今回も大満足……!2025/09/30
JUN
3
なかなかの後味2025/09/09
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- 電子書籍
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