内容説明
哲学者永井均の哲学・瞑想論と著者の四代前の師匠・内山興正の坐禅論を手がかりに、坐禅とは何か? 坐禅がどうやって人生を変えるのか? などの問題に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
rigmarole
9
印象度B。自分の思索の結論ではなく思索過程を語っているという旨を師は巻末で述べていますが、暫定的結論としては、無我の境地に至った後には娑婆の世界に戻ってゲームに参加し菩薩道を実践するという往還運動をすることが禅的な在り方だとしているようです。ならば彼の議論が堂々巡りしているように見えるのは当然の事でしょう。そして師は、恐らく永井氏が前者の動きを重視しているであろうことを批判して、後者の動きを愉しむことを強調しているようです。ともあれ、哲学的思惟に傾き過ぎており、全体的に私の求めていた方向性と少々違ったか。2026/04/28
袖崎いたる
4
哲学者・永井均を気にかけているお坊さんがいるなと思っていたらついに哲学の本も出してしまった。永井哲学と自身がたずさわっている坐禅をしているなかで出会った問題群とを突き合わせての、つまりは〈私〉というやつである。唯一無二の現実の開闢点としての、〈私〉である。瞑想や坐禅をしているとコイツが気に掛かってくるというわけだ。本書の議論は身体的というかなんというか、身体を使って考えている感がある。結論という結論とも言えるかわからないが、そこへ連れて行ってくれることがひとつの救いとなるような、そんな結論が用意されていて2026/01/08
mamatutu
1
これまで今一つ理解できていなかった永井哲学の<私>について、これまで読んだ本の中で1番分かりやすく解説してくれていると思いました2026/07/01
中桐 伴行
1
やっと読了。忙しかったことと、僕が分かっていなかった「私」と〈私〉について書かれていた本だったので、中々スイスイ読めなかった2つが重なった。〈私〉の意味がやっと分かった。もう何年も堂頭さんの話に出てきていたのに、何のことを言っているのか分からなかったのだ。それが分かっただけでも1つプラス。そして、僕があこがれている姿(https://x.com/Gilly7364/status/1281285271456276490?s=20)も強ちズレてはいないのかもと思った。2026/06/28
ishida
1
正直言ってほとんど意味がわからなかった…永井先生大好きということだけは分かった2025/09/08
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