小学館新書<br> 職業としての将棋棋士(小学館新書)

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小学館新書
職業としての将棋棋士(小学館新書)

  • 著者名:青野照市【著】
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • 小学館(2025/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098254989

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内容説明

将棋は面白いが、将棋界も面白い!

50年にわたる現役生活を引退したベテラン棋士が、自身の半生とともに、これまでに出会った棋士や将棋界をとりまく人達のユニークなエピソードを語り尽くす。
中学を卒業後に上京し、将棋会館に住み込む「塾生」となって、棋士の見習い生活を始めた著者は、破天荒な棋士や、奇行が目立つ貴公子ならぬ奇行士と呼べる棋士など、さまざまな棋士と出会います。将棋界以外には生息していないと思われる、これらの奇人・変人や天才・奇才の生態をさまざまな出来事を交えて論じます。
 そして将棋界のトップリーグであるA級に上るためにどんな試練があって、どう乗り越えたのか、そしてその後の引退まで、心境の変化なども丁寧に描かれていて、将棋や棋士に興味のある方は必見です。
 さらに、「棋士はどんな人と結婚するのか」「一流企業の役員と棋士とどちらが稼ぐのか」「奨励会を退会した人はその後、どんな人生を送っているのか」など、これまであまり語られなかった裏話も公開。将棋ファンはもちろん、そうでない方も楽しめる一冊です。

(底本 2025年10月発売作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Sam

45
ネットでときどき目にする著者の記事はいかにも淡白な印象で本書もあまり期待せず手に取ったのだが、予想に反してとても興味深く読むことができた。長らく将棋ファンをやってると大抵のことは知ってるようなつもりになるのだが、まさにタイトルの通り職業としての棋士を色々な角度から紹介していて自分の知らなかったようなこともたくさんあり、バランス良く目の行き届いた好著と感じた。40年以上前、いまはなき「近代将棋」誌の昇段者紹介グラビアページで著者と真部一男氏が晴れやかな笑顔で写っていたのがいまでも記憶に残っている。2025/10/17

よっち

22
50年にわたる現役生活を引退したベテラン棋士が、自身の半生とともに、これまでに出会った棋士や将棋界をとりまく人達のユニークなエピソードを語り尽くす1冊。中学を卒業後に上京し、塾生となって棋士の見習い生活を始めた著者が、将棋界にしかいないような奇人・変人や天才・奇才の生態をさまざまな出来事を交えて紹介していて、A級に上るための試練をどう乗り越えたのか、そしてその後の引退まで心境の変化も丁寧に書かれていて、結婚や収入、退会した人の人生など、これまであまり語られない裏話もあってなかなか興味深く読めた1冊ですね。2025/11/07

スコットレック

1
棋士はもちろん、それを取り巻く記者の方達など個性豊かな面々のエピソードは読んでいて飽きない。(酒で身を滅ぼす人が多い気が😥) 最後の、著書の方の引退の時のエピソードは感じ入るものがあった。淡々とした文章だがそれがまた心地よかったりもする。 将棋に関わらず、何か一つのことでそれが世界の平和へと少しでも繋がっていったらいいと思う。将棋にさして興味がなくとも十分本書は楽しめると思う。そして将棋以外のことでも本書は色々な事を教えてくれた。2025/10/17

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