竹書房怪談文庫<br> 呪術奇談 霊石

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竹書房怪談文庫
呪術奇談 霊石

  • 著者名:小原猛【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 竹書房(2025/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801946347

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内容説明

怨霊飛び交う沖縄の怖い話

誰かに呪いをかけられた!
生き死にを賭けた呪い返しに、使われたのは祠の中の石――
ユタは決死の策で立ち向かう!

妖怪、怨霊、呪い、生霊飛び交う沖縄(琉球)の怖い話!


沖縄(琉球)には古くから 石に霊力が宿る という信仰があり、島々のあちこちに霊石と呼ばれる石が残る。それは神聖な存在で禁忌のものでもあるのだ。
沖縄怪談のオーソリティ・小原猛が、怨霊や妖怪、呪いや生霊が跋扈する不思議の土地・沖縄の奇談を綴る。
・夫が密かに通う先は森の奥、ビジュルと呼ばれる石の前。神に呼ばれたのかそれとも呪いか「祟る霊石」
・元夫を呪い殺したいという女性の禁忌に踏み込んだ末路「ヌロイウグァン」
・大量のスズメが死に自殺者も絶えない木、その恐るべき理由「スズメを食べる木」
・ウタキで対峙したのは大きな角を持つ…「呪い」など41話収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

61
実話怪談集。著者らしく徹頭徹尾沖縄が舞台。それでいてマンネリに陥らず、しかもどの話も地域性を失わないのは沖縄の奥の深さかな。様々なジャンルの話が収録されているが、その中でも特に目を引いたのがユタに纏わる話かな。中でも「呪殺奇譚」は一風変わった読み心地。今までは主に霊媒師的な立ち位置だったのが打って変わってサイキックバトルになっているというか…。本来実話怪談でこの手の話になると引くことが多いのであるが、本書だとまあそういう事もあるか、的な気分にさせられる。自分の中のオリエンタリズムでは無いと信じたいけど…。2025/10/14

あたびー

34
今回は表題通り、石(ビジュル)にまつわる話がいくつも入っている。その中の最も大きく重い話が巻末の「呪殺奇譚」。血のつながらない兄弟から呪いをかけられた社長を救うためにトキ(男性ユタ)に相談すると、彼は高名な風水師から強力な石を借り、その力で呪い返しをした。社長の弟は頓死したが、まだ呪いは続いているという。離島にいるユタらと、その後ろにいる日本兵の悪霊を鎮めに行く社員とトキ氏。そんな恐ろしい話が現実に起こっても不思議ではない場所、それが沖縄なのだ。呪いや呪いを返される話もいくつもあり人を呪わば穴二つである。2025/11/02

ネムコ

22
本屋で遭遇するとつい買ってしまう小原猛さんの本。怪談だからではあるんだけど、加えて沖縄の精神風土に惹かれているのだと思う。ユタとかおばぁとかグスクとか、沖縄言葉にテンションが上がる。2025/11/09

XX

12
マジムンという化け物がいまだに跳梁跋扈していて、ユタがカジュアルに呪いをかけたり祓ったりする沖縄は私にとって異世界で面白い。その中でも特にその後が気になる呪いの話が三話。ユタの死後も呪いが残りお祓いはしたものの土地に残滓が残っている様子の「ユタの家」、夫を憑き殺された妻が強力な古代の神に復讐を試み続ける「祟る霊石」、兄弟での呪術合戦の大元になったと思われる土地の悪霊はその後どうなったのか不明で心配な「呪術奇譚」。いつか後日譚が読めるのかな。2025/10/28

澤水月

12
先の大戦時の奇譚、ユタやトキなど沖縄独自の霊能者たちの話など盛りだくさん。ヤモリを呪いに使うのはやめて〜泣。現在も起き続けている話に写真も入り臨場感増す。「逃げてきた女」に沁み入る…他にも神秘的、霊的でかつ優しさも滲む話多い(ヌムシリのおじさん…!) 9月末に読了したのに何度も読み返し2025/10/04

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