内容説明
この時代、幕府が最も恐れたのは薩摩でも長州でもなく、一人の町人だった。
「蔦屋重三郎は不届き至極につき……」
松平定信が暴いた蔦屋重三郎の不届きな「正体」とは?
【目次】
第一章 松平定信の誕生
第二章「田沼意次」という時代
第三章 将軍家斉と老中定信
第四章 松平定信の登場
第五章 寛政の改革
第六章 蔦屋重三郎裁判
第七章 定信の外交政策
第八章 定信の失脚
文武二道万石通
著者について
東京都生まれ。1969年明治大学文学部卒業後、出版社山手書房入社。編集長として『自分の会社を持ちなさい』(竹村健一著)、『リーダーシップの本質』(堀紘一著)、『殿と重役』(ジョージ・フィールズ著)などのベストセラーを次々に手掛けた。現在は独立し、幅広いジャンルで執筆活動を続けている。著書に『安藤百福物語』『原爆裁判』(毎日ワンズ刊)など。
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