内容説明
旅エッセイにしてミステリ小説ガイドの決定版
アメリカは多様だ。ニューヨークやロサンゼルスなどの大都会だけでは到底語り尽くせない。全米を旅した経済学者の著者が、自らの体験と半世紀以上にも及ぶ読書歴をもとに綴る、ユニークな紀行エッセイにしてミステリ・ガイドの決定版。全米50州基本データ付
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
M H
18
アメリカ50州、ハワイ、アラスカ、スイング・ステートの一部くらいしか場所知らないんだよね~のままなかなかな年月を生きてきた。翻訳ミステリー読んでるのに!ということで全ての州に足を運んだ著者によるエッセイを。州ごとにミステリ作品の引用つきなのは良いんだけどだいたい50年前の思い出なのが微妙。ご、ごめんわかんない。すごく労力がかかるから仕方ないのかな。とはいえ各州の基本データや地理的な特徴、政治的な位置の記載はとても助かる。2026/03/10
くさてる
11
全米50州、およびアメリカの食文化や風俗を、それらが登場したミステリ作品からの引用と著者自身の体験をもとに解説した一冊。ミステリ作品そのものの紹介はなく、むしろ著者が70年代に旅した現地での思い出がメイン。大著なだけに断片的に引用されるだけの文章を読み続けるのはちょっとしんどかったかも。2025/11/02
ROOM 237
9
真のMLBファンたるもの、開幕までに50州をなんとなく把握した方が楽しめるかも…と読んでみた。それぞれの人種比率、所得、各州の大きさに至っては、九州+北海道とかイメージし易く書かれていて◎。個人的に優勝は、消費税所得税が無いニューハンプシャー州。突然ですが読後の野望を聞いてほしい。デカい紙にアメリカ地図を描いて壁に貼り、読みながらメモった紙を清書し、映画とかで見る赤い糸で繋いだり、写真貼ったりしたい。因みに何を繋いだらいいのか、何の写真を貼ればいいかもわかりませんのでアイデア募集。2026/01/31
Inzaghico (Etsuko Oshita)
8
著者によれば、50州でミステリはきっと見つかるに違いないと安易に思い込んでスタートしたが、人間が犯罪を起こす以上、犯罪事件を見つけることの難しさは州の面積ではなく州の人口に比例すると思い至ったもの時すでに遅しで、見つけるのに苦労した州のひとつノースダコタ州では、1作しか紹介されていない。逆に1作見つかったのは上出来と言うべきか。 各州の最初に州のキャッチコピーと愛称、州都と最大都市、その他面積や人口等の基本データがついているのがありがたい。2025/10/25
まっつー(たまさか)
4
改めて、ハードボイルド小説(特に一人称私立探偵小説)は「都市小説」としての側面も強いのだな、と感じた(本書で紹介される作品はハードボイルドだけではないが)。2026/04/18




