ヤルタの娘たち チャーチル、ローズヴェルト、ハリマン 父娘の愛と戦争の物語

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ヤルタの娘たち チャーチル、ローズヴェルト、ハリマン 父娘の愛と戦争の物語

  • ISBN:9784120058929

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内容説明

三大国の思惑が入り乱れるヤルタ会談を舞台に、尊大・放縦な「父」を支え、機転と才覚により協定を成立へと導いた英首相チャーチル次女・セアラ、米大統領ローズヴェルト長女・アナ、米駐ソ大使ハリマン次女・キャスリーン(キャシー)の活躍と波瀾の生涯を描く

主要登場人物

英首相チャーチル次女・セアラ 1914-1982 (カバー写真左) 
首相副官・女優・空軍婦人補助部隊士官 3度の結婚。 頭脳明晰にして情熱的。当時、初婚が破綻する中、息子がナチスの捕虜となった傷心中の米駐英大使ワイナント(戦後ピストル自殺)と不倫関係に。戦後は映画・舞台女優として活躍

米大統領ローズヴェルト長女・アナ 1906-1975 (カバー写真中央)
大統領副官 2度の結婚。 当時、2度めの婚姻中。会期中、瀕死の父(2ヵ月後に死去)を献身的に介助。母エリノアと距離を置き、父の愛人秘書ルーシーを敬愛。戦後は新聞経営に失敗、その後、社会奉仕活動に専念。

米駐ソ大使ハリマン次女・キャスリーン(キャシー)1917-2011(カバー写真右)ジャーナリスト ロシア語を習得し、対ソ首脳との融和に貢献。ソ連軍によるカティンの森虐殺事件をナチスの犯行と誤認。父から、父の愛人パメラとの離反工作を依頼されるもパメラと友情を温める。

チャーチル長男妻・セアラの兄嫁・パメラ・チャーチル 1920-1997
キャシーの父ハリマンとロンドン空襲下で不倫関係に。多くの男性と情事を重ね、71年にハリマンと3度めの結婚。民主党の主要な資金調達者となり、クリントン政権下で米駐仏大使。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆずこまめ

2
ヤルタ会談にローズヴェルト、チャーチル、米国の駐ソ大使の娘が来ていたなんて全然知らなかった。教科書には絶対載らない。各お父さん達は心強かっただろう。今までにない視点だった。2025/05/26

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