内容説明
四十歳以上限定の結婚情報サービス会社で働き、婚活界のレジェンドと呼ばれるカリスマ相談員・桐生恭子。彼女の発案で、豪邸「M屋敷」に交際中の会員を泊まらせるという「プレ夫婦生活」プランがスタート。中高年の会員たちは、深刻な過去、家族の存在、健康不安、それぞれ問題を抱えているが……。人生のパートナーを求める五十代男女の、滋味あふれる婚活物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Karl Heintz Schneider
37
主人公・桐生恭子の勤める結婚情報サービス会社では、このたび交際中の男女とその家族を豪邸に泊まらせ、一緒に生活する上での相性を見極めるプレ夫婦生活を始めた。家の外で会っているだけでは猫をかぶっている彼らも生活の場ともなると次第に本性が表れ始めて・・・う~ん、本人たちだけだったら面白いアイディアだと思うけど家族も一緒となると、むしろ嫌気がさしちゃうのでは。若い二人ならいざ知らず、ここは40代以上限定の規約があるので、お互いオトナどうしなのだから、家族抜きでの方がいいような気がする。2025/12/25
mayu
28
40代以上の結婚相談所で紹介された相手と真剣交際前に1週間豪邸で共に暮らす物語。めっちゃ人生!!人生を重ねた分だけの譲れないこれからがあるんだなぁとしみじみ。40代以上ともなれば高齢の両親がいたり、離婚歴があったりとさまざまな背景がある。「私っていうものが完成しちゃっている」という言葉に歳を重ねると余計にそうなんだろうなぁと思ったり。今日も無事に終えましたと言えればそれでいいし、誰だって幸せになっていい。と私も思う。お客さんと共に変化していくアドバイザーの姿もとても良かった。2025/12/18
み
13
私自身、有難いことにプロポーズをしてもらい、婚約をした。そんな中でフと結婚について考えてみたくなり、この本を手に取った。この本は、どの章においても言葉選びが素敵だ。結婚は人生のゴールじゃない、と言うことを思い出させてくれる本。読み終えた時、ゼクシィのこんなキャッチコピーを思い出した。「結婚しなくても幸せになれるこの時代、それでも私はあなたと結婚したい」。1度しかない私自身の人生、結婚とかは二の次に、自分の幸せと、ほんの少しのパートナーを思いやる気持ちを持ち続けたいなと思う。2025/12/17
きーた
4
40歳以上限定の結婚情報サービス会社で働く主人公桐生恭子が発案した、交際中の会員を泊まらせる「プレ夫婦生活」プラン。親会社(というのか?)が不動産会社で利用できる物件が出たことがきっかけというのが納得感ある。 当人だけでなく希望する家族も一緒に体験でシニアの婚活らしくてなるほど。 会員たちそれぞれのケースが興味深いし、会員たちと接していくことによる恭子の気持ちの変化に共感。2025/12/24
はな
1
中年を主とした結婚相談所でのお話。気になるもの同士、お互いの家族も交えてのお試し同居、中年カップルならではの内容で読みやすかったです。前半は、なんだか作り話っぽく感じましたが、後半の死別の男性の心情は的をとらえていてよかったです。収入や肩書で相手を選ぶ女性が、娘から言われた厳しい1言も、読んでいてすっきりしました。 主人公が変化していく様子も、同時進行で楽しめました。2025/11/19
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