内容説明
住むところも恋人も失ってあてどなく歩いていた一ノ瀬実咲に声をかけたのは、幼馴染みの高梨柚子花だった。住み込みのお手伝いを探しているという親戚の家を紹介されるが、横浜山手の洋館に一人で住んでいたのは、まだ中学生の樋川葉澄。中学生ながら大人びた彼は、翻訳家としての顔も持っていたが、中学校には通えていなかった。どう生きるのか悩み迷う人たちが、互いに支え合い自分の居場所を見つける再生の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふみえ
5
満員電車の癒やしにと読んでみた。庭の様子やお料理は良しだが、人間関係は不愉快。いい人だらけも嫌みだが、何事も笑って過ごせれば超したことはない。2025/11/11
わた
0
傷ついた若者たちがどう生きるか悩み迷いながら支え合い自分の居場所を見つけようとする心温まる物語。何もかも失って途方に暮れた実咲は幼馴染の柚子花の紹介で横浜・山手の洋館に一人で住む14歳の葉澄という少年のもとで住み込みのお手伝いを始める。人間として成熟した彼との交流を通じて、少しずつ元気を取り戻し、前を向こうとする実咲の姿を眩しい。葉澄の時折見せる年相応の悩みに大人として懸命に寄り添おうとする実咲がすごく素敵だ。様々な困難にぶつかり、時には立ち止まりながらも手を取り合って前に進もうとするラストがグッときた。2025/10/27
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