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内容説明
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著者あとがき(抜粋)
それでもしかし、手紙が無くなったわけではありません。
単に事務的な書類としての必要だけではなく、どうしてもそれでなければ伝えることのできない、
個人としての「想い」や「心」が、手紙を必要としているのだと思います。
その時の、切手や、びんせん封筒を選ぶ楽しみもさりながら、期待や不安を抱えて待つ時間の大事さは今も変わらずあるはずです。
手紙をうけとった時の、郵便受けの中に手紙を見つけた時の、「!」という形のうれしさは、今もたしかにあるはずです。
この本は、遠く離れた二人のそんな心の動きを描こうとした作品です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
katsubek
19
さだまさしに「追伸」という歌がある。学生時代、サークルの先輩(女性)に、「あの歌に出てくる鴎外の本は『雁』だと思う」と言われたことを、不思議に覚えている。ところで、あの歌の歌詞は、どこからが「追伸」になるのかと、改めて考えたりした。さて、本書。偶然の出会いからの約1年間、男女が互いに宛てて書いた追伸付きの手紙が紡ぐ物語である。手紙はメールよりも切なく、SNSよりも重みがある。出そうとして出さなかった(出せなかった)手紙は、なおさらである。素敵なストーリー。じっくり楽しみたい作品である。2019/02/10
阿部義彦
17
10/1発売だそうです。バジリコ株式会社刊。もとは1988〜89に、まんがライフオリジナルに連載されたものらしいです。森雅之さんは寡作であまり単行本も出てないですよね。たしか昔「ぱふ」に書いてた様な気がします。何回かの復刊だそうですが、今回初読みですがとにかく、さりげなく深いですね、電話がついても、「ねえー。だけど手紙も頂戴ね!」この一言に痺れますね!女の子のバイト先はやはり本屋ですね。さまになってます。時という薬がこれから二人をどうするのか?この本は大切にします。2018/10/03
nekonekoaki
4
北海道出身の漫画家。著書はずいぶんと出されているようだけれど、なぜこれまで目に触れて来なかったのかと悔やまれる思いの作者(作風)です。喜怒哀楽の表情、間のとり方や色使いなどとても好きです。手紙だから伝わること、手紙でなければ伝わらないこと、想いを文字にして相手に届けることの意味が、とても貴く感じることのできる作品です。2018年9月20日初版第一刷発行。1988〜9年「まんがライフオリジナル」に13回の連載。2004年単行本として出版。その後絶版状態からの復刊。2023/09/30
1
デリダに『絵葉書』という奇妙な哲学書(作品?)がある。あれも、ラブレターの体勢を取っており、手紙の送信によるズレ(=差延)を主題としていたが、この『追伸』という作品も、そのような時間的/空間的、或いは恋人同士の感情のズレが作品の主題を構成する。中盤以降、電話という時間的/空間的な「距離」を縮減する装置の登場は、皮肉にも感情のすれ違いを広げるだろう(メールやSNSが発達した現代においてはより示唆的ではある)むしろ、必然的に遅延(=「追伸」)してしまう微細な感情を拾い上げてゆくこと、作品の掛け金はそこにある。2020/02/07
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