実業之日本社文庫<br> 犬を盗む

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実業之日本社文庫
犬を盗む

  • 著者名:佐藤青南
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 実業之日本社(2025/10発売)
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  • ISBN:9784408559759

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内容説明

犬だけが知る真実とは――
驚嘆&感動の長編ミステリー

都内の高級住宅地で一人暮らしの老女が殺害された。部屋には、かつて犬を飼っていた痕跡が残されていた。
一方、雑誌記者の鶴崎は、あるスクープをモノにするためコンビニでアルバイトを始め――。
人と犬の絆に感涙、想像を超える展開に一気読み必至の傑作ミステリー! 

※犬はつらい目にあいませんので、愛犬家の皆さまも安心してお読みください。

解説/村井理子

――作家からも感嘆の声続々!――

「細かい違和感を憶えておいて。最後に『なるほど』と思うから」――貫井徳郎さん(作家)

「人生のほとんど全てを失ってしまったかのような人間が、一匹の犬と巡り会う。
他者から見れば寂しい人生かもしれないが、一人と一匹にとっては、とても豊かな時間が流れていくに違いない。
それがはっきりと見えるラストに感動した」--村井理子さん(翻訳家・エッセイスト 解説より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

森オサム

33
近年文庫書下ろしで活動されている著者が、久々に単行本で出した勝負作。勝負に勝って重版を重ねた作品を3年遅れで読んで見ました。正直言えば、文体、キャラ造形、ストーリー展開、どんでん返し、とクオリティは普段通りの出来でしたが、最大の特徴は著者の大好きな犬を物語の中心に据えた事。そしてそれがヒットの要因となった訳でしょうが、犬に興味が無い立場で読むと、愛犬家の凄い執着にドン引きする結果となりました。色んな立ち位置のキャラを出してバランスを取る努力は感じましたけど、その愛情の深さには恐怖を感じてしまいました…。2026/01/05

ちーちゃん

33
☆3 犬目線の文章もあったりして、こういう目線なのか、と思いながら読みました。ミステリとしても、文章としては、薄っぺらいというか、文庫でちょうど良かった。2025/11/02

布遊

33
久々のミステリー。面白かった。各章とも犬の僕目線から始まる。かつて両親を撲殺したコンビニ店員松本が、老女殺しの犯人か?松本の同僚は、松本の理解者?最後でどんでん返し。松本は、その後どうなるのか?作家真希の夫婦関係は?続きが読みたい。2025/11/22

信兵衛

27
とにかく読んでいて面白い。ページをめくる手が止まりません。 もの言わぬ小型犬ロングコートチワワのシロが、各章冒頭でその胸の内を語るという構成が絶品。そこにはいったい、どんな秘密が隠されているのか。 また、古いアパートで孤独かつ地味に暮らす松本が、飼い犬のシロを大事にする様子、松本の保護の下でシロが元気に過ごす様子が、とても愛おしくてたまりません。2025/10/04

NAOAMI

14
両親を金属バットで撲殺した少年が服役後、名を変えてコンビニ店員として社会復帰、殺された資産家の犬を「盗んだ」ことで、疑惑の渦中となる。彼を追う潜入ライター・コンビニの夜勤仲間、事件を追う犬アレルギー刑事と同僚。怨恨?金目的?どうやら飼い犬が連れ去られた?犯人の目的が解らす混沌。犬連れつながりから彼への疑惑を深める女性作家の病み具合、SNSへの書き込みからの病的な笑顔とか、事件そのものより恐ろしい。彼女の暗闇の理由も終盤明らかになるが後の祭りノンフォローと突き放す。「僕」が語る(!)真実のピュアさが沁みる。2025/10/13

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