レジデントノート増刊<br> がん診療でよく出合う困りごとに対応できる研修医になる! 〈27〉 - 症状・副作用・急変への対応や疼痛管理、患者・家族と

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レジデントノート増刊
がん診療でよく出合う困りごとに対応できる研修医になる! 〈27〉 - 症状・副作用・急変への対応や疼痛管理、患者・家族と

  • 著者名:大山優【編】
  • 価格 ¥5,170(本体¥4,700)
  • 株式会社羊土社(2025/10発売)
  • ポイント 47pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758127417

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内容説明

がん診療で遭遇する多くの有害事象を徹底解説します.がんそのものによる疼痛などの症状に加え,抗がん剤による消化器症状や骨髄抑制による発熱性好中球減少症など,適切な初期対応が必須となる場面を重点的に解説.また,免疫チェックポイント阻害薬特有のirAE(免疫関連有害事象)についてもとりあげます.さらに,緩和ケアで悩みがちなオピオイドの安全な使用法,終末期の看取り,患者・家族へのコミュニケーションなど,がん診療にかかわる研修医が知っておきたい知識を凝縮した一冊です.

目次

【目次】

Color Atlas
執筆者一覧

第1章 がん診療のアウトライン
1. がん患者の診療の一般的な流れ
2. がん治療の基礎知識
3. 抗がん剤に関連する副作用 その本質とアプローチ
4. 日常生活の注意点(栄養管理と運動療法)・化学療法中に気をつけるべきこと

第2章 がん患者の症状への対応
1. 抗がん剤の過敏性反応への対応 Ⅰ型アレルギーとインフュージョンリアクション
2. 発熱
3. 疼痛
4. がん患者の呼吸困難
5. 消化器症状(悪心・嘔吐,下痢)
6. 意識障害
7. 倦怠感(動けない)
8. がん治療医が考える皮膚障害

第3章 救急・病棟の急変対応と入院患者管理
1. 脳転移・がん性髄膜炎
2. 悪性腫瘍による脊髄圧迫
3. 気道閉塞
4. 上大静脈症候群
5. 電解質異常(高カルシウム血症)
6. 腫瘍崩壊症候群
7. 抗がん剤治療に関連した感染症マネジメント
8. 深部静脈血栓症/肺塞栓症(DVT/PE)
9. Trousseau症候群
10. 血栓性微小血管症(TMA)/播種性血管内凝固症候群(DIC)
11. 免疫チェックポイント阻害薬の副作用管理
12. 間質性肺炎 非呼吸器専門医ががん診療を行う際に知ってもらいたい間質性肺炎の基本
13. がんによる消化管閉塞/胆道閉塞/尿路閉塞
14. 胸水/腹水/心嚢水

第4章 緩和ケアと終末期の対応
1. オピオイドの使い方
2. がん疼痛に対する緩和ケア
3. がん患者にかかわる医師が知っておきたい難治性疼痛の症状緩和
4. 終末期の対応

第5章 患者・家族とのコミュニケーション
1. 患者・家族への寄り添い方,AYA世代も含め
2. がんの悪い知らせの伝え方と意思決定,治療拒否患者への対応

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