祥伝社文庫<br> 殿さま狸

個数:1
紙書籍版価格
¥858
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

祥伝社文庫
殿さま狸

  • 著者名:簑輪諒
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 祥伝社(2025/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396344764

ファイル: /

内容説明

いま読むべき歴史小説作家、規格外の面白さ!

天下一の奇策! 豊臣軍を、徳川軍を化かせ――
阿波の狸と称された蜂須賀家政が御家存続のため関ヶ原に挑む!

豊臣秀吉の親衛隊・黄母衣衆の蜂須賀家政は、齢二十八にして阿波国十七万五千石を任された。
なぜ父ではなく己に。父・小六は秀吉の腹心であり、木曾川の川並衆頭領でもある名将だった。武家にはない川並衆の自由な発想で国を育てる家政。ところが関ヶ原の合戦で御家存続の窮地に──
“阿波の狸”と称された若き大名が、東西両軍を化かす天下一の奇策を放つ痛快歴史小説!

【文庫判特別書下ろし「雀は百まで」収録】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

145
豊臣秀吉の側近だった蜂須賀小六の嫡男、蜂須賀家政の物語。家政は徳島藩祖。阿波おどりの発祥はこの男からという説もあるという(諸説あり)。そんな“阿波の狸”と称された家政、発想の自由さで、戦での戦略はもちろん秀でたものがあるが、その才覚は、国作りにおける産業や人心掌握術に最も長けていたのだろうと思わせる。そして、彼の最大の武器は“臆病”。臆病だし、甘い物好き、妻の比奈との仲の良さに親近感が持てる。事実はどうなのかはわからないけど、こうであってほしい。脇役的な他の武将の物語を箕輪諒作品で更に読んでみたい。 2023/05/10

Book Lover Mr.Garakuta

14
蜂須賀家政が主人公の本。面白かったです。2021/02/10

Y...

6
この作者も初めてです。読みやすくてサクサクと読めました。蜂須賀小六の子である家政が主人公。父親のことは知っていたが家政については名前ぐらいしか知らなかった。秀吉が亡くなった後の処世術も父親に負けない武将だと思いました。他にも蜂須賀家政について書かれた本があるなら読んでみたいですね。2018/11/23

熱東風(あちこち)

5
面白かった。/またしてもこの作者らしく、マイナーな人物に脚光を当てた作品。その名は蜂須賀家政。マイナーとはいっても父親の小六(正勝)は有名だし、関ヶ原前夜の政治闘争の話にはほぼ必ずと言っていいほど家政の名前は出てくるので、存在ぐらいは知っていた。が、この人物に注目して見たことがなく、具体的にどういう人物なのかとなると全く無知だったので興味深く読めた。/余談ながら足利氏びいきの私は、平島(阿波)公方のことも描いてほしかったけど、本筋(作者の描きたいこと)から外れるんだろうね…2019/01/21

tako_machida

4
蓑輪さんらしくマイナー武将を魅力的に描いています。蜂須賀小六や川浪衆は聞いたことありましたが蜂須賀家政については全く知らなかったので、新鮮でした。2018/12/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13270339
  • ご注意事項

最近チェックした商品