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内容説明
ハナコは小学二年生。ハナコのママは、バラが大好きで家の庭はきれいに咲いたバラでいっぱい。今日もママは、自慢の庭でお友達とおしゃべりに夢中です。そんなママをハナコはこっそり「バラゴン」というあだ名で呼んでいます。ママが買いものに行っている間に、ハナコは庭でバラゴンの真似をして遊んでいました。すると、ママが大事にしていたバラのアーチを倒してしまいました。困っているハナコのところに現れたのは、「すけっと」と名乗る、ちょっと変わったネコでした。すけっとは、ハナコのことを助けてくれるのかと思ったら「はらごしらえニャ」といって、なんと、バラの花びらを食べてしまいました。ハナコは怒って泣き出してしまいました。しかし、すけっとは、食べてしまったバラをきれいなバラに戻し、折れたバラには息をふきかけて、つぎつぎと元通りにしていったのです。そして、ハナコもバラを元に戻そうと息をふきかけました。ところが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
2
バラが好きすぎるママを密かにバラゴンと呼んでいるハナコ。ママの自慢の庭に勝手に入って、気分よくママの真似をするうちに大失敗をやらかしてしまった!途方に暮れるハナコの前にどこからともなく現れたのはねこのすけっと。魔法が使えるねこなのだ。ハナコにも魔法の使い方を教えてくれる気前のいいねこ。自称お助けにゃんこと言うだけあって、すごい働きぶり。そして、その存在の不思議さは、ママの思い出とも繋がっていること。ママの気持ちの中にバラ以上の重さで自分がいることを知ったハナコ。ひとつ、夢ができました。2024/06/13
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2017/06/13




