内容説明
文学、映画、アニメ、漫画……でひときわ印象に残る「名台詞(せりふ)=パンチライン」。この台詞が心に引っかかる背景には、言語学的な理由があるのかもしれない。ひとつの台詞を引用し、そこに隠れた言語学的魅力を、気鋭の言語学者・川添愛氏が解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko@今年もよろしくお願いします
61
先日、俵万智さんの本を読んだ際に気になっていた川添さん本を見つけて借りた。「よ」の使い方にほぅ…と声が出た。ガンダム大好き弟に教えた。映画とTVシリーズと見直して感動したそうだ。うーん、こういう事か。なるほどパンチライン。こうなってくると、北斗の拳も読み直したくなるんだなぁ。ちきしょう、時間が欲しい。2025/11/01
べる
14
映画や漫画の名ゼリフを言語学という視点から読む。「黄色い声」「ほろ苦スカート」など、五感を表す表現を転用して別の感覚や感情を形容する例が多いという指摘にハッとした。倒置法を使う意味とか、終助詞「よ」の機能とか、普段自分では気に留めていなかった言葉について考えるのは面白かったし、もっと自分も言葉に敏感になりたいと思えた。『ガラスの仮面』の引用で「生きがいがあるということは人間として生きることの価値を自分でみいだすことです」という言葉が刺さったように、この本を通して読みたい漫画や観たい映画とも出会えた。2026/01/04
そうたそ
9
★★☆☆☆ 締まった文章も書けて、こういうくだけたユーモア溢れる文章も書けてしまう。その幅の広さたるや感服するばかり。本書は映画、アニメ、マンガ等の名台詞を取り上げ、それを言語学的に解説する一冊。どちらかというと、エッセイに近いくだけた内容で気楽に読める内容。ただ、その作品を知っていれば面白いが、知らないものに対してはそこまででもなかった、というのが正直なところ。2025/10/15
mkisono
8
川添愛さん、相変わらず面白すぎる。この本は、以前読んだ本より「言語学」成分少なめかもしれないが、笑って声が出ないようにするのが大変だった。Netflixや知らない漫画作品も多かったが、それでも笑える。「極悪女王」観たくなりました。2025/12/08
Akito Yoshiue
8
最高すぎる。着眼点も分析も最高。文章も上手い。もっと読みたくなることだけが欠点。 2025/09/22




