イギリス発! ベル先生のコロナ500日戦争――これからの学校にできることって何だろう

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イギリス発! ベル先生のコロナ500日戦争――これからの学校にできることって何だろう

  • ISBN:9784750353494

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内容説明

教育とは、正解がわからないまま
手探りで考える力を育む営みなんじゃないかな。

尾木ママ 推薦!

教育の役割、教師の立場、学校の機能も大きく異なる、英国と日本。コロナ禍を転じてアクティブに子どもの学びと成長を求め、「新しい教育」を創出しようとチャレンジし続けるベル校長先生の姿勢に励まされる。──尾木直樹(教育評論家)

移民が多く貧困の深刻な地域にあるレイクウッド小学校には、エッセンシャルワーカーの子どもたちが多く、「コロナだから学校を閉鎖」に応じられない特別な事情を抱えていた。子どもたちの学びと暮らしを守るために、学校は何をどのように決定し、実行したのか。ベル校長先生の500日間の奮闘を描く。

イギリスの学校の取り組みから、教育とは何かを改めて問う傑作ドキュメンタリー。

目次

はじめに
序章 イギリスの学校とレイクウッド小学校
第1節 本書のねらいとイギリスの公立小学校の仕組み
第2節 ベンチェスター市とレイクウッド小学校
第1章 ロックダウン下の学校(2020年3月~6月15日)
第1節 ロックダウンの前 噂が立ち始めた(2020年1月~3月23日)
第2節 学校を閉じる(2020年3月23日~6月15日)
第2章 バブル方式の学校(2020年6月16日~12月)
第1節 部分的な学校再開((2020年6月1日~7月末)
第2節 学校の全面再開(2020年9月~12月)
第3章 ウィズコロナの時代へ(2021年1月~)
第1節 二度目の一斉休校(2021年1月5日~3月8日)
第2節 学校が再び開かれる中で(2021年3月8日~7月)
第4章 日英2人の校長先生
第1節 コロナの渦中における日本の小学校
第2節 対談・ベル先生と吉鶴先生
補章 コロナ戦争の背景――イギリスの学校運営の仕組み
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

55
コロナとの闘い(この表現で良いのかは迷います)は、まだ終わっていません。これからも変異株への対策をとりながら、まさしくウイズコロナの生活を強いられるのでしょう。この著書は、イギリスの小学校が行ってきたコロナの記録です。今更ながらこのコロナは世界的現象だったと思い知ります。日本がどうかはさておいて、イギリスの場合、現場を尊重して対策をとっていたように思います。この対策が今後も活かされる時代であればと願います。2022/05/04

西澤 隆

7
イギリスのとある学校のコロナ時の学校経営記録は、日本とイギリスの「初等教育の位置づけの違い」をうかびあがらせる。イギリスの初等教育学校は「自由に経営せよただし定期的に認証審査はやる」というもの。先生の待遇は日本より格段に低いかわりに校長は必要な(安い)人を雇い入れることで対応が可能になる。そして日英いずれもだけれど政府は現場のことは考えずに決めてから実施までの猶予のない施策を次々に決め学校は押しつけられて右往左往する。よくある「イギリスすごい。それに比べて日本は」本ではないコロナを通した比較文化論なのです2023/07/25

COPEN

2
コロナ禍でのイギリスの学校長の大変さや日本との教育施策の違いがわかり興味い内容だった。2022/06/30

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