内容説明
第16回開高健ノンフィクション大賞最終選考作品。
選考委員が絶賛した新人とは思えない本格冒険ノンフィクション、堂々登場!
「ダリエン地峡」と呼ばれるコロンビアとパナマの国境地帯。
過酷な自然環境に加え、反政府ゲリラや麻薬組織の運び屋が往来するなど、世界でもっとも危険な地帯と言われている。その道なき国境を、空路と海路をつかわずに歩いて踏破しようとした一人の男の、足かけ3年間に及ぶ挑戦の記録。
なぜ多くの人々がダリエン地峡を越えようとするのか――
知られざる中南米大陸のディープな世界を舞台に展開される、手に汗握る冒険ノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
奈良 楓
27
【良かった】・ 世界で最も過酷といわれる中米コロンビアのダリエン地峡の踏破記。 ・ 過酷な自然やゲリラ、地雷という、あらゆる面で危険な地。 ・ ガイドとはぐれながらも生き延びたのは超幸運だったのでしょう。 ・ ガイド役の先住民や、とある理由から入った最恐刑務所での拘束者たちのおおらかさ、優しさ。この地域の面白い民族性。 ・ コロンビアの近世史がとても分かりやすい。2022/02/06
carl
23
3度目のチャレンジでコロンビアからパナマまで徒歩で行った話と簡単に書いちゃうのが勿体ない。読むほうも後半までは我慢の旅行記。読了時感じたのは「日本が好き」「日本の役所信じられるわ」だった。死ななくて良かった。 2022/05/15
ドナルド@灯れ松明の火
19
椎名誠さんが推薦した本。今、世界でも珍しい、道路が作られていない(作れない)危険な地域を徒歩で越境しようとした実話。かなり運に恵まれていたとは思うがハラハラしながら読んだ。こういうことをしようと思う発想にはついていけないなぁ。お薦め2020/01/08
かば
16
コロンビアとパナマの間に位置する、すなわち南北アメリカのちょうどつなぎ目であるダリエン地峡。反政府グループが潜伏するこの超危険地帯を陸路で突破した日本人青年によるノンフィクション冒険譚。2020/07/19
なにょう
16
コロンビアからパナマへ徒歩で国境付近を抜ける。ゲリラ、自警団が闊歩する。世界中から米国を目指す難民が行き交う。珍獣に襲われるやも。以下、ネタバレ含む。①コヨーテ(現地の案内人)と共に国境警備隊に拿捕される。②信頼できる現地の原住民と知り合うも予定が狂う。③三度目の正直、信頼できる現地の原住民の友と無事、パナマへ入国できたは良かったが。パナマ出国のことまで考えてなかったためにエライことに。★神さまはいるんじゃあるまいか。著者はいつも危機一髪で助かっている。求めよさらば与えられん。2019/09/16




