内容説明
俺、ほんとに結婚するのか? 27才の春崎は、大学から付き合っているさやかと結婚を控えている。だが、世間のいう「結婚」の世間体や両家のしがらみにもやもやする。というか、ちょっと結婚したくなくなっている。でもしたほうが、「まっとう」な社会人ぽい気がする。そんな折、さやかと共通の友達であったヒロが事故で亡くなったと知らされる。世間に流されるように婚姻届を提出したその日、さやかとささいなことで大げんかになり、勢いのまま当日離婚へ。さやかとともに同棲する家へ帰りつくと、そこには死んだはずのヒロの幽霊がいて――。
27才男性・春崎の目から見る「結婚」のリアリティと、本当の人との絆とは何かを問う独身青春物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まる子
22
大学生の頃から付き合って、別れて、復縁を繰り返してきた春崎とさやか。大人になった彼らは3年同棲して無事にゴールイン!かと思いきや、その日のうちに…そんな事もありか?そんか中、友達のヒロが亡くなり、さらにはヒロが2人の家にいたー!!!親に絶縁されたにも関わらず実家に行き、ヒロはそのまま2人+幽霊として暮らす、なんともスッキリしないけれど、マリッジ・アンド・ゴースト・ストーリーでした🤭2026/02/28
tetsubun1000mg
11
同棲期間も長くなり結婚届を出すのだが、言い争いになってすぐ離婚届を出す二人。 最初はよく分からず面白くないのだが、二人の部屋に大学で仲が良かったヒロの幽霊が現れてからストーリーが動き出して面白くなってくる。 自分のことを語らなかったヒロの事を知ろうとして、妹や母親、同級生に会って聞いていくことで、ヒロの人生が分かっていく。 その中で離婚しているのに二人で住むことを選んでいくのだった。 2025/11/21
たっきー
10
27歳の春崎とさやかは結婚するも、すぐに離婚届を提出。ただ、同棲していたこともありふたりの生活は続いていた。そこに同級生の幽霊が現れて…。なかなか自分のなかでのテンポが上がらず、ページ数のわりに読了まで時間がかかった。あんまり入り込めず。2025/10/27
そうたそ
10
★★★☆☆ 学生時代からの恋人・さやかと同棲している二十七歳の春崎。結婚に億劫な中、恋人からの圧もあり、結婚することに。そんな中、大学時代、さやかとともに仲の良かった友人・ヒロの幽霊が現れる――。まさにタイトルの如く、結婚話に幽霊話。結婚を迎える中で、改めて二人の関係性に疑問を感じてしまうカップル。喧嘩の末、早くも離婚。果たして友人に戻るべきか否か、というところで出てきたかつての友人の幽霊により、今一度関係性を見つめ直すことになるストーリー。若者ならではの心の機微がよく表現されていたように思う。2025/10/05
📖®書店員🍵
6
家庭があるから幸せなのか、家庭を持たないから幸せなのか、どちらとも言えなくて同じ家庭の中でも幸せを感じる人と感じない人がいて、幸せの形ってなんだろう?幸せって何なんだろう?と凄く考えさせられた。 この2人にとっては『家族』や『恋愛』とかではなくて大学時代のモラトリアムに浸っていた時のような『友達』がいること、3人でいることが『幸せの形』だったのかなぁ。こういう人生も悪くない、楽しそうでちょっと羨ましいと思う関係性で、また少し世界が広がった。2025/08/27




