内容説明
血まみれの分裂抗争! 片腕のヒットマンに、マル暴刑事の娘が立ち向かう!
六本木交差点の銅像に人間の顔面の皮が張りつけられている――それは本家吉竹組による関東吉竹組への宣戦布告だった。東西ヤクザの分裂抗争が激化して死者が増えるなか、警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課の桜庭誓巡査部長は行方不明となった片腕のヒットマン・向島春刀を追っていた。桜庭の実の父親である向島はなぜ娘を養子に出したのか? なぜ、片腕を失ったのか? その壮絶な過去が、いま明らかになる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
141
私の体中で血が滾るのを抑えられない。くぅ・・私にも流れてるのか?この漢の血が。いや、この漢を求めてしまうのだ。前作のことは忘れていた。そして、やっぱりこの漢に堕ちた。『皆殺しこそ仁義!』帯が私をそそるのよ(笑)タイトルの菊・・あぁ、想像するのよ結末を。哀しみが胸に切ない「コオロギの独白 二」がとにかく好み。二十歳の向島春刀に惚れちゃう。2025/10/09
タイ子
87
「桜の血族」の続編。あれは2年前、ヤクザの抗争を描いた作品に組の名前は覚えられない、派手なドンパチ、ヤクザVS.やっきになる警察。このくらいの記憶で今回挑んだ第2弾。相変わらずの抗争は描かれるが、その中で女マル暴刑事の桜庭誓の出生と実の父親である春刀の過去が描かれるのが面白い。現在と過去が交互に描かれ、誓の実親の事、春刀が片腕を失った経緯が明らかになる。でもまあ、ヤクザのすることはエグすぎる。顔の顔面を剝がすって…。エロいシーンは吉川さんの折り紙付き。分裂抗争後の物語は続くのだろうか。2025/11/11
hirokun
52
★3 読み易い文章で一気読み。前回のシリーズはよく覚えていない為、時々引っかかる部分が出てくるが特に大きな問題はない。エンタメ小説として面白いし、ヤクザの掟についてもよく勉強できた。2025/10/15
海の仙人
44
前作で大阪と関東のドンパチに発展しそうな血の臭いを感じたが、前作以上にヤクザの世界と親子の「血」を堪能しました。日本最大の暴力団の血を血で洗う抗争とマル暴刑事たちとの駆け引きにハラハラしながら一気読みでした。先輩女刑事藪がいいですね。誓と実の父親の春刀の邂逅に次作への期待がさらに膨らみました。2026/01/23
きりん★
40
「桜の血族」の続きのシリーズ、2冊目になるが、1冊目のことを読むまで思い出せなかった。警察官の誓(女性)と向島一家や生誕の秘密の物語。相変わらず、エグい戦いやお色気シーンが著者らしいが、ここまで極道の事を書いた小説を最近読んでないので恐れ多かった。大規模工事をしている法面をみたら、人が埋まってるかもな?と想像してしまうわ。続きまた出たら読んでしまいますね。2025/11/29
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