内容説明
ネタバレ厳禁。驚愕体験の本格ミステリ!
小石探偵事務所の代表でミステリオタクの小石は、名探偵のように華麗に事件を解決する日を夢見ている。だが実際は9割9分が不倫や浮気の調査依頼で、推理案件の依頼は一向にこない。小石がそれでも調査をこなすのは、実はある理由から色恋調査が「病的に得意」だから。相変わらず色恋案件ばかり、かと思いきや、相談員の蓮杖と小石が意外な真相を目の当たりにする裏で、思いもよらない事件が進行していて──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
411
以前から気になっていた本書、今回2026年本屋大賞ノミネート10作に選ばれたので、読みました(9/10)森 バジル、2作目です。本書は、駄洒落ラブコメディミステリかと思いきや、意外とシリアスなミステリでした。但し、京極夏彦原理主義者は、激怒するかも知れません。面白い作品ではありますが、本屋大賞の下位だと思われるので、予想はスティです。 https://bookmeter.com/mutters/292468487 https://www.shogakukan.co.jp/pr/tanteikoishi/ 2026/02/17
エピファネイア
214
ミステリーが好きで探偵になった小石と助手の蓮杖。「推理案件」をやりたいのに持ち込まれるのは「色恋案件」ばかり。巷では被害者が胸にハートマークを刻まれるという傷害事件が連続していたが、これは小石の両親が離婚するときに母親が父親に行った行為であった。小石の過去と持ち込まれた「色恋案件」がシンクロした時、読者の前に驚くべき事件の真相が明かされる。ライトな感覚のミステリーだけどあちこちに伏線が散りばめられていて読み応え十分。小石と蓮杖のテンポのよいやり取りはクセになりそう。「恋は単純接触効果が9割」なんだって。2025/12/23
タックン
170
辻堂ゆめさんお勧めミステリー③で本屋大賞2026ノミネートも納得で面白かった。 恋愛してる男女の恋の矢が見えてしまう体質だが自分は恋はしないという探偵小石に持ち込まれた3件の色恋沙汰案件。 それは割と簡単に解決したように見えたが、解決後の傷害事件と誘拐に違和感があったし、それとプロローグが気になって。 小石は誰だったかはわかったけど、過去の事件との関連で真相とか黒幕が分かった怒涛の展開は驚いた、すっかり騙された。 まさか蓮杖が〇〇で、雛未が〇〇とは! でも伏線でさりげなく書いてあったよね。 2026/02/11
こゆ
157
初読みの作家さん。本屋大賞2026ノミネート本。すごく面白かった!浮気調査にうんざりしている恋愛嫌いな探偵、小石はとある特殊能力持ち。殺人はないが、日常の謎にも分類されない不穏な雰囲気が漂う。前半の不倫調査がどう転ぶのかワクワクしたら想像以上の驚きの連発。探偵二人のことは途中で気づくも、それは読者への釣り餌。親が不仲な人ばかり出てくると思ったらそういうことか。恋の形は人それぞれだと思うけど、アイドル〇〇だけはさすがに引いた。実行犯の気持ちは半分わかるけど、黒幕にもドン引き。→2026/02/07
あんぱん
153
★★★★★ 今年読んだミステリ小説の中で一番面白かったです。 これは本当に事前情報なしでなるべく早く読むことを強くオススメします!ミステリ好きなら読まないともったいないです。 これだけアクロバットなトリックを華麗に決めた森バジルさんの今後の作品も楽しみにしています。2025/09/20
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- CD
- 甲斐田晴/WEATHER




