老いのレッスン

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老いのレッスン

  • 著者名:内田樹
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 大和書房(2025/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784479394624

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内容説明

【人間への深い洞察から導いた、初の「老い論」】
少子化・人口減する日本、カオス化する世界、長寿化による生き方の変化――
先行きの見えない現代において、心穏やかに生きるための12のレッスン

もくじ
まえがき

1「老い」を忌み嫌う時代に
 Q.老いることは悪いことなのでしょうか……?
 老いて、「あまりよけいなことをしない人間」になった
など

2 長持ちする身体のつかい方
 Q.老いると体はどう変化するのでしょうか……?
 死んだはずがまだ生きている
など

3 親の老いとの向き合い方
 Q.老いる祖母に対して、後ろめたさがあります……
 親の死に方を想像する
など

4 死について考えることは生を豊かにする
 Q.「供養」とは何なのか、よく分かりません……
 なぜ墓参りをするのか
など

5 人生は思い通りにいかないけれど
 Q.人生に行き詰まった時、どうしたらよいのでしょうか……
 「疑似的老人になる」という教養
など

6 人を育てる、たった一つの大切なこと
 Q.年下への接し方が分かりません……
 答えはシンプル「親切にする」
など

7 「ほんとうの友だち」とはなにか
 Q.友だちと疎遠になり、さみしいです……
 友情が語られない時代
など

8 いい人間関係のつくり方
 Q.どうすれば、長く続く人間関係を築けるのでしょうか……?
 大人になっても友だちはつくれる
など


9 「天職」の見つけ方
 Q.いまの仕事を続けていてよいかわかりません……
 内定をもらって迷う学生
など


10 いまの時代に「結婚」は必要か
 Q.「結婚」に意味を見出せません……
 結婚は幸福になるためにするものではない
など


11 子育て困難な時代で、子を持つこと
 Q.子を持つことが不安です……
 人類が経験したことのない、少子化・人口減
など


12 「死」という難問
 Q.いずれ死ぬという現実にむなしくなります……
 いずれ死ぬけれど、今ではない
など


あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

71
「老いるとはどういうことか」について、若い女性編集からの質問に答える形で進行する。まだ「老いる」ことを知らない若い人向けの、内田おじいさんからの提言の書。「長持ちする身体のつかい方」「死について考えることは生を豊かにする」「いい人間関係のつくり方」etc.興味あるテーマのそれぞれに、世間の通り相場とは少し違った内田センセ独自の考察がなされる。最終章、死について考えるとき、「これが人生最後の経験かもしれないと思うから、〇〇をしていても楽しい」と思うことが「味わい」を深くするという。その境地が大事なんだよね。2025/11/04

56
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2026/01/post-4efc18.html 出版社の編集者が質問を投げかけ、それに著者が応えるという形を取っている。 編集者は恐らくまだ若いだろうから、「老い」の実感がない。 だから「老い」についての質問をし、考えようとする。それでも、勿論実感は沸かないだろうが。 そんな質疑・応答が12個あるという展開だった。 それでも、若い人は本当に納得出来ただろうか? 2026/01/08

けんとまん1007

54
自分自身もそれなりの年齢になり、内田先生の言葉に頷く部分が多い。「老い」に限らず、人が生きていく中で、人との関わりを表現する言葉へのアプローチが心地よい。人は、いろいろな顔を持ち、時間の流れと共に、それも変わり行く。印象に残る言葉が、「寄り添う」「親切にする」。ナルホドと唸る。人としての有り様が、端的に表現されていると思うし、自分自身の指向性に近くて嬉しくなる。2026/03/15

pirokichi

35
大和書房担当者刑部さん31歳の問いに内田樹さんが回答するという往復書簡形式で綴られた12篇。どちらかといえば若者向けで、老いや死についてはもちろん、人間関係や友情、仕事、結婚、子育てなどについても語られる。「(後期高齢者になる自分の状態は)死に始めたけれど、まだ死に切っていない過渡期だ」「生きている時間はそのつどすでに少量の死を含んでいる」という言葉にハッとさせられた。そして月並みだが、一日一日を大切に生きようとあらためて思った。また内田さんがいつもおっしゃられる「親切」も、もう一度胸に刻もう。2025/10/01

ryohjin

26
若い編集者との往復書簡の形で、人生の12のテーマに内田先生が答えています。その引き出しの多さに感服し、少し意表を突いた答えに納得しながら面白く読み終えました。年老いた親とは「向き合わず同じ方向を見る」、「ほんとうの自分はない方が生きやすい」、親友とは「謎によって結びつく」、「親切にすることで心穏やかに死を迎えられる」など、人生の大先輩からの答えの言葉がひとつひとつ心にとどまりました。『老いのレッスン』がタイトルですが、年令不問で若い人も受けられるレッスンだと思います。本年1冊目、よい本でした。2026/01/10

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