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内容説明
一流になるのに必要なのは、才能ではなくプロセスだった。どんな分野でも通用する「上達のしくみ」がある。ジャズピアニストから外科医まで、あらゆる達人が辿ったプロセスを解き明かし、彼らの身につけた「感覚」を言語化。豊富な実例とともに誰でも実践できる形に落とし込んだ、“学ぶすべての人”に向けた成長の教科書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Masa
8
「見習い→職人→達人」という過程に近道はない。まさに「守破離」の概念と同じ。 失敗を経験すること、経験することで成長し、レジリエンスを鍛えるということは、今の不確実性の時代には最も必要だと思うのだが、「即効性を求める現代と熟達の不協和」で書かれているとおり、知識を吸収することには慣れていても、経験の積み重ねによる自信がない若者も少なくない。「何を学んだか」だけを数値で測り、「どのように学んだか」は軽視されているという、現代社会における教育制度の矛盾に非常に危機感を感じる。2025/12/01
もっちー
5
分厚い本で読むのに時間がかかった。ひとまず大事なところに赤線を引いたが、内容はそんなに覚えていない。ピックアップして読みなおそう。まとめよう。ざっくりとした印象は、熟達者になるには途方もなく、長い時間がかかるということ。しかもそれになるには段階がある。まずは「見習い」の部分だけ意識して読もう、行動しよう。反復作業が大事だが、退屈で気が狂いそうになる。克服するには、丁寧にやろうと集中すること。注意深く取り組むことで、その作業に対する見方が変わる。技術を磨くための機会だと思うこと。2025/10/03
Mike
4
「エキスパートってかっけえじゃん」って軽い気持ちで読みましたが、予想外にガツンとやられました。思えば自分はどれだけの技術を身につけて、どれだけ周りに貢献できているだろうか(エキスパートになれてるか)と考えさせられました。個人で仕事をすることが多く他人と比較する機会がない中、もっとギアを上げて自分の行動を見つめ直さないといけないと感じました。自分を強くし、他人に優しく(意識を向ける)なれるように、自分のあり方を見つめ直したいですね。果たしてホワイトワーカーが増えた現代で、エキスパートはどれだけいるのか。2025/10/19
monotony
3
陳腐化したビジネス書みたいなタイトルの本だけど、中身はすごく良かった。外科医としてキャリアをスタートし、総合診療医を経て教育者・研究者になった著者によって達人を達人たらしめる要素について語られた本。外科医としての経験談など生々しい描写も結構あって、苦手な人は要注意だけど、達人(指導者)に至る過程で何をするかではなく何をしないかが大切とか合氣道家の目線でも共感できるポイントが多くすごく面白い本だった。2026/01/30
スコットレック
2
いかに効率よく(要は手軽に)努力するかというような本ではない。千里の道も一歩から。信念と忍耐、立ち往生や後戻りを繰り返してエキスパートと呼ばれる存在に初めてなれるのだ、と本書は著者の方や他の分野のエキスパートの経験、失敗談を通じて教えてくれる。各分野のスキルの話でもあるが、同時に師と弟子、医師と患者等、対人関係の話でもある。本書は本当に奥深い。最後の著書の方の警告は決して他人事ではなく、世界全体、日本という国にもすでに忍び寄っていると考えたほうがいいかもしれない。2026/02/20




