内容説明
戦後日本の闇に迫る『日本の黒い霧』『昭和史発掘』といった名作を残した作家・松本清張。戦後最大の事件と呼ばれた「3億円事件」をはじめ国鉄総裁の死を巡り日本中で議論が沸騰した「下山事件」「帝銀事件」、ベルギー人神父による「スチュワーデス殺人事件」など戦前から戦後復興期に起きた7つの未解決事件に挑んだ巨匠の推理と事実を対比。昭和100年を踏まえた今、事件の真相に改めて迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
17
1959年に起きたBOACスチュワーデス殺人事件。ベルギー出身のカトリック神父が、手を掛けたことは、状況証拠により、ほぼ間違いない。捜査本部の主任警部が、神父が彼女を殺めた動機を、「"自分の女"として囲うつもり」だったが、それが果たせなかったからと推測。だが、宗教は警部の想像以上に拘束力がある。カトリックに妾を持って良いという発想はない。真相は、松本清張の推理どおり、神父が所属する組織の思惑から抜けられなかったからか。神父が無事出国できたことからも自明。2026/07/01
gtn
11
1945年、終戦時に起きた群馬連れ子殺人・人肉食事件。飢えと知的障害ゆえに、夫の連れ子を殺し、「ヤギの肉だ」と偽り、肉鍋として夕飯に供する。夫のみ違和感を察し、口にしなかったという。この地域は近親婚が多く、夫も妻も、殺された長女も他の子も精神薄弱者。餓鬼界の究極。その遠因は戦争にある。2026/07/13
TI
6
3億円事件や帝銀事件など有名どころの事件を扱っているがいかんせんページ数が少なく深堀り出来ていない。元がムック本なので仕方ないか。物足りない。2026/01/10
Tak
0
全てが中途半端な感じ ただ収穫は昭和史発掘シリーズを読んでみようかなと思った事2026/04/16
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