ハルキ文庫<br> 蝦夷大王の秘宝 お江戸三爺からくり帖

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ハルキ文庫
蝦夷大王の秘宝 お江戸三爺からくり帖

  • 著者名:芦辺拓【著者】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 角川春樹事務所(2025/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758447546

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内容説明

『南総里見八犬伝』の人気作家・曲亭馬琴のもとに、ある日持ち込まれた暗号文。一方、旧知の画家・葛飾北斎もまた、謎に満ちた絵の依頼を受ける。いずれもどうやら松前藩が持つという秘宝に絡む陰謀と関係があるらしい――。馬琴に北斎、さらには鶴屋南北、江戸を代表する、同時代に生きた江戸を代表する三人の文人が、複雑に絡み合いながら繰り広げる波瀾に満ちた物語、明かされる驚愕の真相やいかに? 本格ミステリの奇才が満を持して放つ書下ろし時代伝奇推理長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

64
曲亭馬琴、葛飾北斎、鶴屋南北の3人をメインに描く時代伝奇推理小説。「蝦夷大王の秘宝」のタイトルからしてお宝探しのお話?と思うし、馬琴が暗号を解こうとしたり追跡をするがそれだけの展開にならない。中盤から北斎や南北も行動し、不思議な出来事が起こって狐につままれる。が、終盤における謎解きでスッキリ。途中、不自然で気になるところもあったが腑に落ちた。ラストの感じではシリーズ化も有り得そう。私は「南総里見八犬伝」が好きなので、偏屈な馬琴のキャラが面白かった。今どきの文庫書き下ろし時代小説としても珍しい味わいの作品。2025/09/17

3
芦辺拓先生初の文庫描き下ろし時代小説。アイヌの秘宝をめぐって、曲亭馬琴、葛飾北斎、鶴屋南北が蝦夷地へ乗り込んで大冒険の伝奇活劇……と思い込んで読んでみたら、ぜんぜん違った! アイヌの秘宝をめぐる事件の顛末には違いないですが、江戸市中の出来事でお話は終始するのであります。約二百六十ぺージとページ数も薄めなものの、「起」の部分が長くて、「承」「転」をすっ飛ばして、いきなり「結」を迎えたような展開。過剰な半畳や蘊蓄、脱線をカットして本筋の展開だけに整理したら、半分のページ数で終わったのでは? 星3つ。 2026/03/10

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