内容説明
戦国の世に、宿命を背負い生まれてきた戸次八幡丸。彼は、父・戸次親家が主君・大友親治の愛息を死なせた罰として、死に追い込まれた母の腹から取り出された子であるがゆえに、「鬼の子」と呼ばれていた。幼い頃から北九州にて戦の才を発揮した八幡丸は、戸次鑑連と名を改め、やがて大友最強の将と称えられるようになる。多くの家臣に囲まれながら、最愛の女性・お道を妻に迎え、幸せに包まれた日々を過ごす鑑連だったが、過酷な運命が襲いかかり……。後の立花道雪を主人公にした、歴史小説の傑作が待望の文庫化!(解説・内田剛)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぺん
3
素晴らしい武将を垣間見ました。誰よりも気遣いの出来る人間力を持った漢でした。そして、誰よりも優しい。2025/12/03
matsu0310
0
☆☆SAN値が減る2025/10/28
茶幸才斎
0
重大な失態に連座し、自ら切腹して果てた母の腹を裂いて取り出された鬼顔の童子は、長じて戸次鑑連を名乗り、主君大友義鑑の下で幾多の戦場を駆け、戸次家の排除を狙う加判衆の入田親廉の謀略をもろともせず、入田家から最愛のお道を妻に迎え、才能ある武将を次々と登用し、凋落した戸次家を大友最強の常勝軍団に伸し上げる。やがて、大友宗家を襲った激震が、戸次家と入田家の数奇な因縁に終止符を打つ。主役の戸次鑑連より、入田親廉の子で凡庸な入田親誠に深く共感する。現状の維持に必死で、現状をより良くできない己の無能さへの失望と悲哀に。2025/09/25
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- 受験狂騒は対岸の火事だと思っていました…




