鉄道車掌トラブル日誌

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

鉄道車掌トラブル日誌

  • 著者名:綿貫渉
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 二見書房(2025/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576250403

ファイル: /

内容説明

人気交通系YouTuberが初めて明かす知られざる車掌のお仕事

「マイ腕時計は禁止」
「音鉄との共同作業!?」
「踏切の棒を折ってください」

進むワンマン化、消えつつある車掌の最後の記録?

「初めて窓から顔を出したときの衝撃」
「次の駅は草が伸びてるから気を付けて」
「車掌が寝坊したらどうなる?」

トラブルは一期一会!

(「はじめに」より抜粋)
 初対面の人に「車掌をしています」と自己紹介すると、たいていは「えっ、社長ですか?」と聞き間違えられる。車掌という存在自体は知っていたとしても、「車掌って何をするんですか?」と聞かれることも多い。
 ――
 車掌は本来、「列車防護要員」として緊急時に列車を止める任務がある。また、日々さまざまなトラブルに対応する必要があり、ときには破損した踏切の遮断棒を折って事務所に持ち帰るという対応をしたこともある。
 この本を通じて、知名度が低い仕事である車掌について少しでも知ってもらえれば嬉しい。せめて、車掌を社長と聞き間違えずに「ああ、車掌ね。知ってるよ。最後部に乗っよね」と思ってもらえることが増えれば本望だ。
 ――
 乗務員室の最後尾にいて、何をしているかわからない謎に包まれた職業、車掌。
 この本を読み終えるころには、多くの謎が解き明かされ、車掌について知っている人も知らない人も、車掌への見方が変わっていることだろう。

はじめに
1章 どうすれば車掌になれるの? 車掌になるまでの流れ
2章 知られざる車掌。いったい何者?
3章 車掌にまつわる疑問あれこれ
4章 トラブル発生! そのとき車掌は?
5章 車掌からのステップアップ
おわりに
コラム

目次

はじめに
1章 どうすれば車掌になれるの? 車掌になるまでの流れ
 どうすれば車掌になれる?
 地獄のような車掌研修
 配属先は 「どこでもいいです」
 怖い師匠か優しい師匠か
 30秒で仕事を教わる
 見極め試験と孤独な乗務員室
2章 知られざる車掌。いったい何者?
 出勤時間は1分単位
 マイ腕時計は禁止
 車掌は頭を使わない仕事?
 クレームからの解放
 単調な勤務が面白い
 発車メロディを鳴らすのも職人芸
 時刻表よりも前に出発!?
 遅れを取り戻すには?
 信号が見えない!
 どっちのドアが開く?
 かけこみ乗車より危ないかけこみ降車
3章 車掌にまつわる疑問あれこれ
 乗務員カバンの中身は?
 喫茶店で休憩
 列車の時刻は意外と正確じゃない
 誰が運転しているかわからない
 忘れ物を車掌に届けるとどうなる?
 駅のホームの裏に住む
4章 トラブル発生! そのとき車掌は?
 「お客さま対応中」アナウンスの裏側
 人身事故発生!
 ドアを早く閉めてしまった!
 次の駅は停車? 通過?
 乗務員確認って何?
 寝坊してしまった!
 トイレを我慢するのも仕事?
 乗務員の体調不良
 扉は凶器
 窓の外には危険がいっぱい
 「急停車します!」何があった?
 車内の非常ボタンを押すとどうなる?
 車掌が非常プレーキを扱うとき
 終電の対応
 踏切の棒を折ってください
 日本一遅い終電を越えてしまった
 音鉄との戦い
 かけこみ乗車に失敗すると?
 車内で吐いてしまった
 台風直撃の長い1日
 コロナ禍での鉄道
5章 車掌からのステップアップ
 二度の運転士試験
 進むワンマン化
おわりに
コラム
 1研修施設での過ごし方
 2師匠と弟子という関係性
 3全種類の勤務を制覇?
 4ホーム裏の住み心地はいかが?
 5ドアコックはどう扱う?
 6ワンマン化の最新事情

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おさと

6
当たり前のように動いているような気になってしまうけれど、働いてくださる方のおかげなんだよなあ…としみじみ。ありがとうございます。2025/06/11

1
★★車掌さんの実態が知れる本。 車掌になるための試験についてやシフトの組み方などは面白かったが、 「乗務員ドアに挟まれたら怪我をしてしまうだろう」とか、 「時速100キロの窓から顔を出すのは怖い」とか、 「まぁそうだろうな」という薄い内容のかさ増しが気になった。2025/11/19

Teo

0
「逆境路線バス職員日誌」の著者と知らずに買った。車掌さんの話とは、まるで池田邦彦さんの漫画「カレチ」ではないかと。一般的な業務は何となく知っていたが、実際の現場に居た人ならではの話が面白い。ところでジュンク堂で著者サイン本とあったのも買う時の最後の一押しだった。2025/08/31

あき

0
実際に働かれていたからこそのリアルを感じられる。車掌という仕事は将来なくなるかもしれないのだな。2025/08/27

卓ちゃん

0
いつもお世話になっている電車。その車掌さんの仕事内容は、考えてみるとよく知らなかったから、この本を読んでよくわかった。毎日同じ電車に乗っていても、車掌さんは毎日のように違う。たくさんの勤務シフトがあるんだ。で、どの電車にも漏れなく車掌さんが乗って、しっかりと電車を運行してくれている。遅延や運休などの不測の事態にも的確に対応してくれる車掌さん、そして鉄道会社には驚きをもって感謝します。2025/08/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22489579
  • ご注意事項

最近チェックした商品