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内容説明
物語はそこにある。
『ブランクスペース』に登場した空白たちやショーコとスイの日常を描いたスピンオフ短編集。それぞれの想像力が生み出す物語、『空白』はどこにでも――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
12
◯ 超能力を持つ高校生が透明な友達を作り出す少し不思議なSF「ブランクスペース」のスピンオフ。短編集で、ちょっとずつ世界が重なっていて、どれもほんわかして優しい。元素を空想のキャラクター化する「一握のジャム」、ブランクスペースの主人公2人が再登場する「ある日のコーヒーゼリーと光」、恋愛感情というものが分からないミズキが空想の友達との接し方に悩む「まさかさま」、明るい光を浴びると具合が悪くなる少年と宇宙飛行士の物語「日陰」。様々な空想の友達が登場します。こういう友達、欲しいかも。2025/09/18
zhiyang
4
好きな漫画だったけれど連載が終わってから時間も経ちさすがに記憶も薄らいでいた。「補遺」を読んで思い出してまた寂しくなった。一話目、「理科の教科書を開くと想像の元素たちが飛び出てくる」という見開きのシーンに感動。私が持つこの漫画と主人公が持つ教科書が重なって、本当に飛び出てくるかのような生き生きとした感覚があった。漫画はすっかり電子で読んでいたけれど、紙で買って良かった。特撮好きの女の子と逆さまの男の子の話も好き。鉄棒にぶら下がって、世界をひっくり返してはじめて目が合うシーンとか。2025/09/28
あおいラフレシア
3
同名漫画(全3巻)のスピンオフです。孤独を抱えた人間の観る白昼夢、あるいはイマジナリーフレンドが実体化して動き出すのですが、どの作品もどこかユーモラスで日常の延長にある光景を描いていて、爽やかな余韻を残します。この作品の魅力をうまく伝えるのは難しいのですが、言ってみれば読んだ後は毎日が少しだけ豊かになるような漫画でしょうか。2025/09/16
s_s
2
『ブランクスペース』本編に登場した「空白」たちの出自や、生み出した人物にまつわる短編が収められたスピンオフ。「普通」から逸脱した者たちならではの悩みや生きづらさが現実味を帯びた形で描かれ、「空白」が日常の延長線上に存在する「救い」としての機能も持ちあわせていることが分かる。欲を言えば、作者による解題のような記述も欲しかったが、やはり敢えて「空白」として解釈の余地を狭めないようにしているのだと信じたい。収録されている作品のどれもが「何気ない」日常のひとコマであり、それゆえに自由な物語が宿るのかもしれない。2025/09/27
アサギハコブネ
0
読んだ 本編の穴埋め的なサブストーリー集で、まったりした内容かと思いきや あにはからんや 喰らった 密度や美麗な表現で喰らうことはあるけれども、はじめて飛び出す絵本を観た時の、あの思いも寄らない 面白さへの興奮があった 読後感の、生み落とされた創作が、独立して、どこかへ迎えるだろうって感じが好き まだ面白い部分を味わいきれてはいないから、本編も、もっと読む事になりそう2025/09/26
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