内容説明
かえるはいかにして騎士となり、敬愛する女王のもとから去るに至ったのか。
名前もないかえるは、地下室の檻で寝起きする見世物暮らし。
ある夜、騒ぎに乗じて逃げだしたかえるは、行く先々でたくさんの人たちと出会う。
数奇な運命によって遠く離れた土地へと導かれたかえるは、やがて闇を支配する恐ろしき敵との戦いに身を投じてゆく。
「ぼくは何ものなのか」。長い旅の果てに、かえるは何を見つけるのか。
世にも苛酷で優しいダークファンタジー、ここに開幕!
●著者
十文字青(じゅうもんじあお)
2004年『第7回角川学園小説大賞』特別賞を受賞し『薔薇のマリア』(KADOKAWA)でデビュー。
著作に『灰と幻想のグリムガル』(オーバーラップ文庫)、『果てなき天のファタルシス』(星海社)などがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
灰音
6
かえるは檻の中にいた そこから抜け出し、教会に助けられ、女王の友となり騎士に出世 見た目だけで判断しない友とも出会った かえるの波乱に溢れる一生の話2026/01/07
真夏日和
2
#PR 人間のように話す、大きなかえるがとある国の女王に仕える騎士になり、愛する女王のもとを離れ自分自身を見つめ直し敵と闘う物語。 かなりの分厚さで読み応えあります。 アイデンティティと哲学の要素があってダークファンタジーという括りのようですが、自分自身を探す探求の物語でもあると思う。 かえるだから差別される国のなかでもかえるを認めて一緒にいるひとたちや、かえるが旅に出てから出会うひとたち、かえるを認めて信頼してくれるひとたち、2025/09/26
📖®書店員🍵
2
大好きなダークファンタジー作品! 両親は人間で、ほぼ人間サイズの名もなきカエル。そんな彼は長い旅の末に何を見つけるのか。 彼は何者なのか、何故騎士になったのか。500ページの大ボリュームですが、驚くくらいするする読み進められる。圧倒的な王道ファンタジーの世界に惹き込まれ、カエルと共に苛酷で優しいファンタジー世界に浸れる1冊。 王道ファンタジーではあるけれど、人によって様々な見方が出来る作品でもあり、読んだ人の分だけそれぞれの思いを乗せて世界が広がっていくんだろうなと他の人のレビューも気になる。2025/09/13
菊地
1
一見利他的で、自己犠牲的にさえ思えるかえるだけど、多分彼自身はそういう風には思っていなくて。 馬鹿にされ、迫害される中ですら彼は「満たされて」いたんじゃないかぁ、と。 彼は無欲ではないんだろうけど、多分自分の手の中にあるささやかなモノで満足が出来て、自分の手が届くものを大切に出来るヒトだったんだと思う。 彼自身に対して優しくない人であっても、優しくない世界であっても、彼が大切に思う人やモノに福音を与えてくれるのであれば、彼はそれを尊重できる。 そんな優しくも、哀しい、これはそんなかえるの騎士の物語なんだ。2026/05/05
Satoshi Hashimoto
0
なんでこのタイトルなのか分からん。2025/11/14
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