内容説明
人類にとって最も基層的な宗教現象である呪術と民間信仰。その実践的な在り方を、民博が所蔵する膨大なコレクションとともに紹介!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
133
21世紀になっても、世界中で呪術と民間信仰が根強く残っています。何時になったら、人類はオカルトから脱却できるのでしょうか❓ https://www.heibonsha.co.jp/book/b665160.html2025/09/02
たまきら
43
新刊コーナーより、膨大なコレクションに圧倒されて手に取りました。また、みんぱくの研究者たちの生き生きとしたフィールドワークのエピソードも楽しく、「おお~インディジョーンズ!」とうなりながら読みました。…トラジャのお墓の画像にはドキドキしました。祖父の出身地・沖永良部も風葬だったと聞くけれど、島の文化って似通っているだけではなく、実はかなり密接に関係しているんじゃないのかな…?2025/11/23
∃.狂茶党
24
貴重な国立民族学博物館のコレクションをメインに、世界の呪術が網羅されている。 西洋や、アメリカの呪術が少ないが、今はプラスティックなどの近代呪物も蒐集するようになったらしいので、いずれ、そういった本も出るかも。 私の民俗学・民族学・文化人類学的なものへの興味は、水木しげると、諸星大二郎から来ている。 だからニューギニアの仮面などは、ある種の懐かしさを感じる。2025/11/25
鯖
23
みんぱく最高!な世界中の呪具の数々。やっぱ針でうめつくされた羊の心臓とかモグラの手の先とか人形は物々しいなあ。腹に薬を埋め込んであり、そこを針で刺すと薬効がますアフリカの呪術人形。痛み苦しみを移すってことなんじゃろか。かわいそう。イスラムの聖地の食えば病が治る石について長々と書いてあるけど、500ドルとふっかけられたのがずんずん値下げされ、でもホントに食べた人はいないで肩透かし気味であった。島村一平さんがホントにシャーマンに弟子入りして、焼けた鉄を舌に押し当てるけど大丈夫なやつをやっちゃったのすごかった。2026/01/15
tom
17
呪術=呪い殺すためのまじないだと思っていたけれど、「意味はもっと広く、人知を超えた存在に働きかけることで豊穣や豊漁、病気治癒、安産、死者の冥福、吉事をかなえようとする行為」を含むとのこと。呪術は、そこら辺りの神社などの祭りに当然のようにして現れ、これにより例えば「人は鳥に乗り、鳥と化して、あの世とこの世を行ったり来たり」するのだ。こうなると、ちょっと心惹かれる世界が見えてくる。民俗学をやっている人たちは、こんな世界で遊んでるのかと思うとうらやましさが募る。民博はいい場所だった。また遊びに行こうと思う。2026/05/20




