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内容説明
SNSでの煽動にハマらないためには? 不正が横行する政治や未来の教育はどうすれば? 百戦錬磨の評論家と元文科官僚が語り合う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
110
前川喜平さんは立派な人だと思う。「道徳の教科化」「教育勅語の復活」を求める安倍政権に抵抗した気骨ある文部官僚として、そして何より、弱い人に寄り添う眼差しを持つ温かな人柄を心から尊敬する。この対談でも、前川さんの優しさが、佐高さんの猛毒を中和している。明治の初めは「学問」と言っていたのに(「学問のすゝめ」)、それが「教育」という言葉に変わっていったと言う。「学ぶ問う」という主体的な態度ではなく、上から「教え育てる」ことを目指してきた日本の文教行政。教育の歴史と本質を考えることのできる有意義な対談だと思う。2026/02/06
本詠み人
20
だまされない力とは、疑いをもって自分で問いを立て、検証したうえで自分の言葉で語れるようになること。今、学校現場でよく聞く「生きる力」そのものかも。SNS等の断定した言葉と、明治以降に発生した伝統は、「まず疑う」。対談集なんだけど、お二人は引用する本や言葉がスルスル出てきて凄い。けど全体的に難しい😅2026/01/06
kan
19
「教育」という言葉のもつ危うさの指摘に膝を打った。主体が教える側、客体が教わる側で、よき国民を育てるための教育観とつながりやすく、国民皆兵、国民皆学の発想とも通じる。そういえば大学で、educationは教育と訳されるが、educeは本来「内なる力を引き出す」ことだと教わった。偏差値で輪切りにし、画一的な基準で評価する教育は息苦しく、可能性に上限を設けてしまう。稼げる大学や役立つ分野がもてはやされるのも同じだ。国に有用な人材育成をする教育ではなく、問う力や疑う力を重視する学問を求める著者の立場に共感した。2026/04/26
どら猫さとっち
12
僕はこの佐高氏と前川氏と、平野貞夫氏が出演する、デモクラシータイムス「3ジジ放談」が好きで欠かさず観ている。未読だが佐高氏と平野氏で、『自民党という病』を同新書から刊行されている。本書では”教育“を焦点に当て、だまされないためにはどうすればいいかを論じる。カルト政党、愛国教育などに踊らされる私たちに、痛烈な批判をする。願わくば、「3ジジ放談」の書籍化を。2025/09/27
トダ―・オートマタ
2
佐高信と前川喜平の対談本。 近代の著名人の名前が多いので難解な部分が多い。 タイトルとズレている話題が多い印象 ゆとり教育は実は失敗ではなかった? 自民党はむき出しの利でつながっているので強い ホリエモンなども似たような理由で支持されている 野党はそれができない これからは大手新聞よりもゴシップ誌が反権力の象徴になってしまうのか? 人間は群れていると寂しさを感じないが主体性を持てないが騙されやすくなってしまう。 分からないのは不安だし、疑うことは苦しいが それを乗り越えないと「だまされない力」はつかない2026/02/22




