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内容説明
SNSでの煽動にハマらないためには? 不正が横行する政治や未来の教育はどうすれば? 百戦錬磨の評論家と元文科官僚が語り合う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
どら猫さとっち
9
僕はこの佐高氏と前川氏と、平野貞夫氏が出演する、デモクラシータイムス「3ジジ放談」が好きで欠かさず観ている。未読だが佐高氏と平野氏で、『自民党という病』を同新書から刊行されている。本書では”教育“を焦点に当て、だまされないためにはどうすればいいかを論じる。カルト政党、愛国教育などに踊らされる私たちに、痛烈な批判をする。願わくば、「3ジジ放談」の書籍化を。2025/09/27
遅読の新書好き
1
元文科省事務次官の前川さんと高校教師から執筆業に転身し政治・社会等の課題をわかり易く上梓続ける佐高さんとの教育を巡る対話。前川さんの知見・経験談話から、教育行政の背骨は、「明治~戦前・戦中」から、戦後を経て現在に至って尚、端々に残っていることを知る。何がそれの変更を抑止する社会力なのかは簡単ではないが、これからの世界に望ましい道なのかを探してゆくヒントが散りばめられている。 学びが多々あります。2025/09/24
かにーじゃ
0
|結局自分で自分の思想を作っていくしかない。誰かの言う事を鵜呑みにしちゃいけない。色々な本を読んだり、色々な事をしてみて、自分でこれが確かだというものを掴むしかない。|集団で何かをやる事に対しては、疑問を持て。|主体性が無い人達は相手と違うと思わなくて済むので、いくらでも他者とくっついていられる。今の与党など|宗教というのは諸刃の剣で、広い人間愛へ行くこともできるし、独善的な排外主義にもなる。|世襲議員など、ぬくぬく育った人は、暴力・貧困とか人間社会の負の部分に対する認識が極めて低い。|2025/12/24
ゆうろう
0
なかなか参考になった。前川喜平、佐高信両氏の対談本だが、前川氏の発言は新鮮で正鵠を射ていると感じた。例えば、P35道徳というのは一人一人違うはず、P102精神的自由と経済的自由を分けて考え、精神的自由への(国家権力等からの)制限にはより厳しく対処する、 P126カルトからの脱出者の経験を共有することの大切さ、 P209本当とうそを同じ価値があるように報道する姿勢への疑問、 P211断片的な言い方をせず、疑問形で話しかける、等々…。特に P211の姿勢は、俺も今後の参考にしたい。佐高氏の発言も勿論良いな。2025/11/25




